場所 大田区蒲田 日時
2020年5月
事案 同様被害としては典型的なパターン。経緯としては以下のとおり。
1、2020年3月2日の午後21時ごろ被害者は知人との大鳥居での飲食を終え後、蒲田に向かったところまでは記憶があるものの、その後は酩酊状態となり移動中に意識を失う。尚、被害者がスマートフォンの移動履歴を後日確認したところ、3月2日21時30分頃に蒲田駅周辺に到着していることが確認された。
2、その後、被害者は3月3日の早朝に蒲田警察署内で意識を取り戻す。その際の警察管からの説明によると「3月3日午前0時40分ごろに蒲田駅近くの路上にて意識を失っているところを保護した」とのこと。
3、同日、蒲田警察署から京急蒲田駅に移動後、カード紛失に気付き近傍の交番に紛失届を提出。カード会社に紛失した旨を報告し、そのまま出勤。勤務中、カード利用速報にて本件不当決済被害が発覚し、再度カード会社に連絡し被害報告。
カード会社へ被害報告した際、カード決済は取消出来ない旨の説明を受けた為、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。
対応 本件は何等か飲食店に入店する前より意識を失っており、さらにクレジットカード自体も紛失している事実があることから、即刻クレジットカード会社に対して内容証明郵便を送り、本件が明らかに第三者によるカード不正利用被害であることを主張しつつ、仮に何等か店舗に被害者が入店した事実があった場合でも、酩酊で意識の無いものが高額な飲食を通常の意思をもって行うことなど不可能であることも主張、本件不当決済の取消対応を要求。
結果 内容証明郵便発送の約2カ月後、クレジットカード会社より連絡が入り、本件不当決済全額の補償が認められ解決。
クライアントからのメール(原文のまま) ご無沙汰しております。ご相談いたしました件、先日ようやく回答が届き当方の主張が認められました。色々とご教授いただき有難う御座いました。