日時 平成29年1月
場所 静岡
事案 中古車の売買契約を申込にあたって、「仮にローン審査が通らない場合には支払が不可能な為に購入出来ない」という条件を販売店担当者に伝え、「仮申し込み」の形で申込金3000円を支払契約書を交わしローン審査を行ったが、その後にローン審査が通らなかった為にキャンセルを申し出ると、突如販売店より「キャンセルするなら契約書記載のとおり支払い総額の20%を違約金として請求する」などと高額な違約金の請求を受けた事案。
対応 即時内容証明郵便にて本件売買契約自体が不成立である旨を主張するとともに、もしも契約自体が成立しているのであれば勧誘時における販売会社担当者の虚偽説明(仮申し込み)や不利益事実の不告知(この申込が正式な申込であり後のキャンセルに20%の違約金が発生する事実)を理由に契約取消を主張することも可能となり、どちらにせよ違約金の支払い義務が存在しないことを通知、併せて申込金3000円の即時返金を要求した。
結果 販売店より何等連絡は無かったが、内容証明郵便に記載の期日までに金3000円が販売店からクライアントの口座へ振り込まれ終了。
クライアントからのメール(原文のまま)
本件ありがとうございました!
回答がないのは少しすっきりしませんが、入金があったことで解決ならよかったです。次はお世話にならないように気をつけていきますが、今後この件や他のことで何かある時はよろしくお願いします!ありがとうございました。