日時 2025年5月下旬の深夜から翌日未明
事案(被害発生からの経緯)
1、2025年5月2●日の深夜、被害者が東京都新橋駅周辺での会食を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。解散。
2、被害者が帰宅の為に新橋駅へ向かって歩いていたところ、アジア系女性キャッチ数名より「30分2000円だけ」とのことで声をかけられ、そのまま強引に腕を引かれる形で近隣の飲食店「CLUB●雪」若しくは「ル●」に入店。
3、入店後、突如店員より何等かのドリンクを強引に口に運ばれ飲まされた直後、被害者は突如意識を失う。尚、被害者において通常アルコールドリンク1杯で酩酊となることなどありえず、また入店時に明確に意識のある状態であったことなどから、本件は薬物の混入が強く疑われる。
4、次に被害者が意識を取り戻したのは翌2●日の早朝に昨晩入店した店の店内で会計を要求された際であった。その際、飲食代金の合計として金15,000円を請求され、さらにクレジットカードにて支払うように要求された為にカード(●カード)を店員に渡す。被害者にてサインや暗証番号を入力することなく飲食代金15,000円の決済が完了したとのことでカード(●カード)を返却され退店。その後、同店店員より新橋駅まで強引に連れて行かれ、即時電車に乗るように指示され乗車。帰宅。被害者が自宅に帰宅した後、自身の財布を確認すると昨晩入店前に所持していた現金6万円が紛失していることが確認され、また財布の中の各種カードの収納位置も通常と全く異なる状態であった。(第三者による財布の物色が明らか)
5、後日、あらためて各クレジットカード会社の利用明細を確認したところ、被害者が2025年5月2●日の深夜から翌日未明にかけて意識を失っている間の時間帯に2店舗「CLUB●雪・金13●●●●円(別途「クラブ●雪」名義で金13●●●●円の決済が行われるも、その後にキャンセル処理済み)」「ル●・金14●●●●」にて合計金27●●●●円もの全く身に覚えのない高額決済が行われていることが確認され、本件不当決済被害が発覚。即時各カード会社へ被害報告。即日管轄の愛宕警察署へ電話にて被害相談するも被害届の受理には至らず。また、クレジットカード会社へ被害報告するも「暗証番号決済の為に一切補償不可」との回答。
上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。
対応 本件は新橋周辺における被害としては典型的なパターンの被害。また被害発生店舗「クラブ●雪」「ル●」においては新橋地域で同様の被害が複数件報告されている店舗であった。その為、まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに店舗情報や同店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。そうしたところ内容証明郵便の送達後にクレジットカード会社にて加盟店調査が開始。後日、要求した資料が開示されるも引き続きクレジットカード会社は「暗証番号決済の為に補償不可の判断は変わらない」とのこと。即時管轄警察署へ再度被害相談。過去の同様被害における被害届受理の具体事例を担当刑事に示したうえで被害届の正式受理を強く要望、被害届が正式受理となる。再度クレジットカード会社へ被害届正式受理の報告とともに、本件不当決済被害についての補償対応を正式な内容証明郵便にて通知。クレジットカード会社にて再度補償対応を検討開始。最終的に被害発生(補償要求開始)から約5カ月後の時点でクレジットカード会社(●ーカード)担当より被害者に連絡が入り、本件不当決済被害金約28万円について全額補償が決定とのことで解決。
クライアントからのメール(原文のまま)
行政書士 梶山様
いつもお世話になっております。昨日17時頃、●カードセキュリティ担当の●●●●様よりご連絡があり、先方で結論が出たとのことでした。被害届が受理されたこともあり、今回に限り不正に請求された金額は**免除(請求なしで対応)**とのご連絡をいただきました。まずは、これまでご尽力いただきました梶山様に改めて心より感謝申し上げます。なお、●●●●様からは電話一本で報告が完了しているとのことです。念のため、何か正式な書面の取り交わしなどが必要かどうか、ご教示いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
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