場所 東京 上野
事案 上野駅周辺の路上にて「3000円で飲み放題」とキャッチに声を掛けられ入店、その後に意識を失い、翌朝に路上にて意識をとりもどす。現金3万円を紛失していることが確認されたが、飲食代金として支払したと判断。しかし後日にクレジットカード会社よりカード利用明細が送付され、同日深夜に店舗近隣のコンビニATMにてクレジットカードを利用し金50万のキャッシングが行われていることが発覚。典型的な昏睡カード不正利用とは異なり、ぼったくり店舗内でクレジットカード決済するのではなく、酩酊の客を無理矢理ATM機に連れて行き、そこで一緒に現金を引き出したうえ奪うという方法であった。
対応 被害者に一切の記憶が無いことから、最初に本件ATM利用について該当ATM機器の場所についてクレジットカード会社に情報開示要求並びに不正キャッシングであることを主張する内容で内容証明郵便を送付、その結果ぼったくり店舗近くのコンビニATMであることを確認出来た為、今度は管轄警察署に被害届を提出(クレジットカード窃盗にて被害届受理)。捜査の過程で当該コンビニATM設置機器の防犯カメラ映像を確認したところ、酩酊状態のクライアントの映像とともに、外国人女性がATMを操作し現金を取り出している映像が確認出来た。
結果 内容証明の送付及び警察への被害届から約1カ月後、クレジットカード会社より連絡があり本件被害金について全額保険適用とのこと。郵送された必要書類に記入のうえ返送。さらに1カ月後の時点で本件被害金50万についての取消が確認出来、無事に解決。
クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になります。
先週書類を郵送致しまして、本日電話にて確認した所、無事届いており請求の記録も消えていると言われました。今後は書類に不備がない限りは、特に連絡も書面の送付もないそうです。実感はありませんが、どうやらこれで終わりで良さそうです。犯人が捕まった際には協力依頼があるかもしれませんが、その際には協力したいと思います。
自分で調べていた時は、諦めしかありませんでしたが、思い切って最後と思い梶山様の所に電話してみて本当に良かったです。背中を押していだけなければ、自分では何もできずに支払っていたと思います。
この度は色々と本当にありがとうございました。