日時 2019年10月
場所 千葉県
事案 遠方の中古販売店との間で売買契約を締結。当該車両の状態及びその他の条件として「修復歴・無」「整備込み」「保証付き」という内容であった。代金(約130万円)についてはオートクレジットを申込。販売店が納車整備実施のうえで後日納車。しかし納車直後より「ミッション不具合」の他、様々な不具合箇所が確認された為に販売店に連絡し対応要求。そうしたところ販売店での修理とはならず「近隣修理工場に依頼せよ」とのことであった為、近隣工事にて点検を行ったところ当該車両に修復歴が確認された。即刻その旨を販売店に連絡して契約解除を要求するも拒否され、同様トラブルにおいて経験豊富な当事務所へご相談。
対応 当該車両のネット広告においては「修復歴 無」と明記されているものの、納車時に当該車両へ付属された「鑑定書」には「センターピラー 軽損 有」と記載があり(同センターピラーに損傷のある車両は非常に高い確率でフレームに影響がある)、即ち当該車両が修復歴のある車両であり、事実と異なる広告にて販売されたものであることを内容証明郵便にて通知、同時に売買契約の取消並びにクレジット契約解除(既払いクレジット代金の返還含め)を要求。同時にクレジット会社へ支払停止抗弁書を送付。
結果 内容証明を送付後、約1カ月後の時点で販売会社が全面的に契約取消に応じ車両を回収、その後はクレジット契約の解除手続きも確認出来、本件は解決。
クライアントからのメール(原文のまま)
本日、令和1年10月8日クレジット会社ア●●スに契約解除、返金の件で連絡をした所、すでに契約は解除されているとの事でした!返金に関しましても本日お手続きをされているとの事で明日又は明後日には今まで契約していた金融機関の引き落とし口座へ返金をすると言っていました!