日時 2022年12月9日の未明
事案 被害発生の経緯としては以下。
1、2022年12月9日の午前3時ごろ、帰宅の為に東京都新宿区歌舞伎町周辺の路上を歩いていたところ、複数の外国人女性に囲まれ「2千円で朝まで飲める」と勧誘を受け、被害者は断るも複数の外国人女性並びに屈強な黒人男性に腕を掴まれ、そのまま近隣の飲食店に連れ込まれる。
2、入店後も被害者は飲食を拒否するも強引に何等かの酒を口に流し込まれ、その後は意識を失う。
3、次に被害者が意識を取り戻したのは、12月9日の午前中に自宅であった。
4、前夜、強引に引きずり込まれた店舗で無理矢理に酒を口に入れられた直後から意識を失ったことを不安に感じ、即時クレジットカード会社に利用停止を連絡、同時に利用状況を確認。そうしたところ、被害者が意識を失った以降に短時間の間に2回に亘って合計金3●●,000円もの高額決済が行われている事実が確認され、本件不当決済被害が発覚。
上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。
対応 当事務所にて即時クレジットカード会社へ補償要求並びに情報開示要求の内容証明郵便を発送、その後はクレジットカード会社より店舗情報や決済情報が開示されると同時に管轄警察署へ被害届。被害発生から約3か月後に管轄警察署にて正式に被害届が受理となり、その後はあらためてクレジットカード会社へ補償を要求。
結果 被害発生、そしてクレジットカード会社へ最初の内容証明郵便による補償要求を行ってから約1年後、クレジットカード会社にて不当決済金の半額を補償する条件の提示を受け、クライアントにて同条件に承諾。結果、本件不当決済金3●●,000円について半額補償とのことで本件は解決。
クライアントからのメール(原文のまま)
梶山様
お世話になります。ようやく連絡があり、半額負担で社内で合意が取れました。とのことでした。時間がかかったのは今までに前例がないためどのように処理するか検討していたためで、これから支払合意書を送るので捺印して返送するように、と言うことで電話を切りました。梶山様、長きに渡り有難うございました。
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