「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「スナッ● エン」「シリ●ス」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失なし、被害金額(不当決済被害金額)約36万円、その他の被害(なし)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付)」「補償状況・クレジットカード会社にて全額補償」

日時  2024年10月下旬の深夜から未明

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年10月●●日の午後●●時ごろ、東京都新橋駅周辺での会食を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。解散。

2、被害者が帰宅の為に周辺の路上を歩いていたところ、アジア系女性キャッチに声を掛けられ、そのまま近隣の飲食店へ入店。

3、入店後すぐに「クレジットカードが使えない」と説明を受け、最寄りコンビニへ連れていかれATMにて現金を2万円引出しさせられた。その後は店に戻り飲食開始。飲食開始直後に店より提供されたドリンク(アルコール飲料)に口をつけた直後から酩酊状態となり意識を失う。(睡眠ではなく、明らかに突如意識を失った。通常、このような少量の飲酒で意識を失うことなどあり得ず、何等か薬物投与が容易に推測できる)

4、次に被害者が意識を取り戻したのは翌25日の早朝に自宅であった。意識を取り戻した後も著しい体調不良(通常の二日酔いの症状とは違う頭痛や頭がうまく回らない感じ)、しばらくして意識が多少に戻った後に財布の中を確認すると、入店前に最寄りコンビニATMにて引き出した現金2万円のみならず財布の中の現金が全て紛失している状態であった。また、財布の中の各カード収納状態は明らかに通常と異なっていた。(第三者による物色が明らか)後日、不安に感じて各クレジットカードの利用状況を確認したところ、2024年10月●●日の未明(被害者がキャッチに捉まり入店した店で意識を失った後の時間帯)にクレジットカードが2店舗「スナッ● エン・金15●●●●円」「シリ●ス・金19●●●●円」にて無断で使用されている被害(本件不当決済被害)が発覚。即時クレジットカード会社へ被害報告するも一切補償不可との回答。

5、本件不当決済被害発生地域を管轄する愛宕警察署にて被害相談。被害届は受理されず相談受付のみ。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は新橋周辺における被害としては典型的なパターンの被害。また被害発生店舗名を確認すると、「スナッ● エン」「シリ●ス」についてはいずれも新橋地域で同様の被害が多数報告されている店舗であった。そして大手クレジットカード会社はこれらの店での被害を含め同地域で多数の同様被害を明確に把握していることも確認済み。まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに店舗情報や同店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約2週間後、被害発生クレジットカード会社より被害者へ連絡が入り、本件不当決済金について全額(約36万円)補償とのこと。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山先生

お世話になっております。先程連絡が入り支払い取り消しになりました。本当にありがとうございました!

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