悪徳探偵事務所(悪徳興信所)とのトラブル・金融詐欺被害者を狙った2次被害・既払い金の返還に成功

日時 平成29年12月

場所 三重県

事案 以前に金融商品詐欺の被害に遭われている方からの、2次被害相談。
経緯としては以下。
(1)平成29年5月ごろに突然悪徳探偵事務所(担当者「●●●」氏)より電話連絡が有り、「グローバリー(株)の被害(損失)に遭われた方から状況を聞き取り調査してます。以前に先物取引をされていましたか?また何か大きな損失を被っていませんか?」と質問を受け、当方より「グローバリー(株)の被害ではないですが、東海交易という会社と取引して大きな損失が出ました」と伝えたところ、同担当者より追加で「東海交易という会社が社名変更してグローバリーとなっています。先物取引は以前からされてましたか?」と聞かれ、クライアント様より「東海交易が初めての取引で電話の勧誘から直接会い契約に至った」と伝えると、同担当者より「●●さんそれ違法なやり方なんです。現在私たちは弁護士さんからの依頼で被害状況を調査してます。ご協力ありがとう御座いました。」とのことで電話終了
(2)平成29年6月ごろ、再度同担当者(担当者「●●●」氏)より電話連絡があり「●●さん再度お電話失礼します、以前お話の中で損失について聞きましたが金額を確認していませんでしたのでよろしければ聞かせて頂きませんか?」と聞かれ、クライアント様より「約20年も前の為に記憶が曖昧だが、大体200万円~300万円程の被害かな」回答、そうしたところ同担当者より「●●さん損失金を取り戻しませんか?」と聞かれたが、当方は詐欺業者と関わりたくないとの思いで悪徳探偵事務所の申出を断る。
(3)平成29年6月ごろ、再度同担当者(担当者「●●●」氏)より電話連絡があり「今調査を担当している者(●●●●)が居りまして、●●さん話をして貰えませんか?」とのことであった為、「話だけならいくらでもいいですよ」と回答、その後に悪徳探偵事務所の別担当者である●●氏と電話を替り、当方の被害について●●●氏に伝えた内容と同じ内容を伝えた。そうしたところ別担当者の●●氏より「また愛知県の方に行った時に三重にも行けるかもしれませんので、その時には会えませんか?直接会って話を聞きたいです。」と言われ、クライアント様も「都合がつけばいいですよ」と回答。
(4)平成29年7月ごろ、悪徳探偵事務所担当者●●氏より電話が有り「三重にも顔を出せるので8月で●●さんの都合の良い日は?」との質問、クライアント様より「8月24日夜ならOK」と回答。8月17日(24日の1週前)に再度●●氏より電話連絡があり24日の面会場所を四日市のファミリーレストランとした。また、同担当者より「取引をしていた当時の記録(メモ等)他なんでもいいので、あれば見せて欲しい」と言われたが、一切無い旨を伝える。
(5)平成29年8月24日に指定のファミリーレストランにて悪徳探偵事務所担当者である●●氏と初対面。その際にも●●氏より「●●さんお金を取り戻したくないですか?」と言われ、当方で「お金が戻って来るならいいですね。」と回答したところ、同氏より「損失額全額は無理です!しかし7~8割は戻りますよ。何故かと言えばグローバリーは訴訟を起こされ敗訴しています、被害に遭われた方全員が訴訟を起こした訳では無いので また裁判を起こされたら現在の会社ニューザック(名前を変更し社長、役員はそのまま)のイメージが損なわれる為、和解金として話を持ち込むとお金が取り戻せます。まかせて下さい、大丈夫です」と説明を受け、具体的な契約については「まず此方に書類が有ります。調査利用目的確認及び誓約書・調査委任契約書・調査委任契約書兼重要事項説明書・重要事項説明書・御見積書など探偵業務をする為の契約です。今日契約しないと次回会う機会は数日後から1月後かも知れない為、書類だけ記入捺印してください。金額は約40万かかります。振込みが完了してから調査をします。今回の調査は私(●●)が1人が行ないますので3カ月程かかるかなと思います。」との説明を受け、最終的な意思表示は後日と約束しつつ本契約書面にサインする。
(6)翌日の8月25日、電話にて本契約を正式依頼の旨を伝える。
(7)平成29年10月ごろ、悪徳探偵事務所より調査報告書が届くと同時に担当者へ電話連絡のうえ状況を確認したところ、同担当者●●氏より「●●さん今回の調査の対象者からお金は取り戻すことは難しいです。別の候補に対象を変更しなければならないので追加調査として120万必要になります」などと、被害金回収が一切出来ないばかりか、追加調査費用請求を受ける。
以上の経緯により、自らが2次被害に遭っていることに気がつき、以前に別件でご依頼頂いていた当事務所に相談を頂く。

対応 本件は典型的な2次被害のパターンであり、勧誘時における説明内容も消費者契約法違反となる点が多々存在する。そもそも何等かの詐欺被害者に対していち探偵事務所が自ら電話連絡のうえ被害確認を行うことなどあり得ない。即時内容証明郵便を悪徳探偵事務所に対して送付、勧誘時の違法行為を指摘、本契約の取消及び既払い金全額の即時返金を要求。尚、返金に応じない場合には公安委員会に苦情を申し立てたうえ厳重な処罰を要求する旨を通告。

結果 内容証明送付の約1カ月後、悪徳探偵事務所より契約代金の85%にあたる金34万円の返金の連絡があり、クライアント様も同条件に承諾し和解成立。

クライアントからのメール(原文のまま)
御世話になっております、だいぶ期間が空きましたがやっと話がつきました。 
11月24日には連絡が無く 2日後に此方から連絡して話しましたが、金額交渉で話が折り合わず此方側より最低ラインを提案するに至り、相手側からの連絡待ちになってました。満額返済ではないですが85%(34万)の金額です。
いろいろとご意見を頂きありがとう御座いました

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