タイトル

「被害発生場所・大田区蒲田」「被害発生店舗名・「BA●46」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失無し、被害金額(不当決済被害金額)約63万円、その他の被害(あり・現金紛失)」「警察による被害届受理状況・未受理」「補償状況・クレジットカード会社1社は全額補償、他1社は補償拒否」

日時  2024年8月下旬の未明から早朝にかけて

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年8月●●日の午前●時ごろ、被害者が東京都大田区蒲田駅周辺での会食を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。解散。解散後に被害者は酩酊状態となり意識を失う。次に被害者が意識を取り戻したのは早朝に周辺の立ち食い蕎麦屋であった。昨晩に会食を終え解散した後に意識を失っていたことを不安に感じ即時自身の財布を確認したところ、財布の中の現金が全て紛失しており、さらに各種カードの収納状況が通常と異なる状態であった。

2、翌日、念の為に各クレジットカード利用の状況を確認したところ、2024年8月●●日の未明に被害者が意識を失っている間の時間帯に全く入店した覚えの無い店舗で2枚のクレジットカードが不正使用され高額決済被害が発生していることが発覚。即時各クレジットカード会社の電話窓口へ連絡するもオペレーターに繋がらず。(●●カードにおいてはオペレーターに繋がる前に「お店に連絡が取れていないなどの理由であると対応できません。」といった自動音声があったので、その時点でオペレーターへ繋がっても無駄と判断して電話を切る)

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであることが予想され、また本件被害が発生した店舗においては以前より同様被害が多発していたことも当事務所のデータにて確認済み。まずは当職にてクレジットカード会社各社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに店舗情報や飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。各カード会社より店舗情報並びに本件不当決済に関連する資料(各店舗での注文伝票・決済伝票(サイン伝票)が開示された後、改めて管轄警察署に被害届の受理を要望。(当事務所にて管轄警察署への被害相談時の対応、同様被害における被害届受理事例の提供など含め、被害届が受理されるようサポート)しかし管轄の蒲田警察署にて被害届は受理されず。それでも引き続き各カード会社へは補償要求を継続。

結果  被害発生、そして各クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約3か月後、クレジットカード会社のうち1社については電話連絡が入り全額補償対応が決定。他1社はその後も補償対応を拒否。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山行政書士事務所 梶山様

いつもお世話になっております。昨日11日に●●●●カードから連絡がありました。結果として今回は特別措置として請求補償をしていただける事となりました。新しいカードを送るので、届き次第現在のカードは破棄してくださいとのことでした。まずは●●●●カードがこのような結果となり、本当に梶山様に相談して良かったと思っております。あとは●●カードからの回答を待っている状況です。梶山様、本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。

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