海外(上海)マッサージ(風俗)ぼったくり被害・45000元の不当クレジット決済、請求が上がって来ずに解決

場所 滋賀県

事案 上海でのボッタクリ事件としては典型的なパターン。出張先の「中華人民共和国・上海」の滞在ホテル前で現地女性と思われる女性より声をかけられ、「マッサージ如何ですか?料金は全て含めて50元のみ」とのことで勧誘を受け、強引にタクシーに乗せられほぼ強制的に店へ連れて入店。
マッサージを開始後、性的な追加サービスの提案を受けた為、クライアント様がサービス提供を断り事前説明を受けた料金(50元)を支払のうえ退店しようとしたところ、屈強な男性スタッフが3名突如室内に侵入してきて、「45000元支払え」などと脅迫したうえ高額な金銭を要求される。長時間に亘って監禁、そして恫喝及び足を蹴り飛ばすなどの暴力行為が続き、身の危険を感じたクライアント様が仕方なくクレジットカードを脅迫してきた業者に渡すと即時決済。尚、当然の如く脅迫をもってクレジット明細及び詳細不明の書面へのサインを要求され、身体への重大な危険を考慮しクライアント様はそれに従う。クレジットカード利用明細控えなどの交付はなし。
その後に退店。退店後、外に待機していた共謀者のタクシーに乗せられ即発車。場所の特定をさせぬよう男性スタッフ2名が同乗のうえ様々な道を走行(迂回等)しホテルの近所で下される。事件直後にクライアント様よりカード会社に対して事件報告のうえ対応を要求するもカード会社より決済取消決定などの対応はなく、現地公安へ被害報告するように指示される。しかし現地公安に被害相談に行くも「被害場所が不明なので何も出来ない」との回答のみで一切対応してくれず終了。

対応  帰国後にまずは内容証明郵便にてクレジットカード会社に対して不当決済取消要求を行う。

結果  本件については、数多くの同様事案を扱う当事務所としても初めての結果であった。何と被害から3カ月経過しても、カード会社に対して現地ボッタクリ店からの請求が上がってこなかったのである。ボッタクリ業者が現地で摘発されたか、若しくはその他の何等かの事情でカード会社への請求があげられなかったことが予想されるが、とにかく本当にラッキーな事案であった。よって、3カ月が経過していることもあり、仮に今後において現地ボッタクリ店舗より請求がカード会社に上がっても退けることが可能との説明をカード会社より受け、本件は無事に解決と判断した。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
お世話になります。●●です。本当に有難うございました。
もし、後々話しがぶり返した際には、対応の殆ど宜しくお願いします。
本当に有難うございました。中国でぼったくりにあい、警察やカード会社にはむしろ相手の味方としか思えないような対応をされ、途方に暮れて弁護士事務所や行政書士事務所に片っ端から電話しましたが「無理でしょう」と取り合ってもらえず。たまたまインターネットで梶山先生の事務所を知り、遠方でもあることでまた断られるかな、と思っていましたが、「出来る限りお力になりますよ」との心強いお言葉をいただきました。どうなるのかわからない状況で不安でしたが、メールのやりとりも迅速、親切で警察やカード会社への対応についてはタイムリーな指導やアドバイスがあり大変心強かったです。
事務的な対応ではなく、先生の考えに基づいて行動すれば、必ずなんとかなると思える、成果を出すための最善策の次々と提案をしていただきました。
結果、無事ぼったくりの請求をされずにすみました。
とても頼りになる先生です。困ったことがあったら是非ご相談されることをお勧めします。

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