日時 平成28年8月
場所 福岡県
事案 遠方の中古車販売業者との契約トラブル。走行に問題無いとのことで中古車を194万円で購入。納車後、しばらくして最初に雨が降った時点で当該車両の雨漏り(運転席の足元が水浸しになるほど)が発覚。購入店に即時連絡のうえ対応を要求したが何ら対応してもらえないという事案
対応 問題の販売店の本社に対して内容証明郵便を送付、「車両に雨漏りが発生している場合、修繕及び内装交換に多大な費用が必要となる事実、そしてそれらの費用を掛けて修理しても既に一度内装が水浸しになっている車両は夏場においてカビが発生する可能性やフレーム内部に腐食が発生して強度不足に陥る可能性が非常に高く、到底安全な走行など不可能な状態となること」などを理由に契約の解除及び代金全額の返還を要求。
しかし、販売店は内容証明郵便受取後も一切無視の対応を継続した為、クライアント様に対して最寄りディーラーにて修理見積もりをとるようにアドバイスし、その結果「エンジンルームの横の部分に亀裂が入っていて、そこから水が漏れが発生している事実」が確認出来た為、本契約の解除及び既払い金の返金を要求。
結果 販売店本部から連絡が入り即時全額194万円返金にて解決
クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になっております。
先生のお力添えがあったおかげで、相手方とは無事和解をし、全額返金されました。私のように瑕疵担保責任のことで悩んでいる人が梶山先生の元に辿り着けることを祈っております。本当にありがとうございました。