複合機(FAX)リース契約の無条件解約

日時 平成29年1月
場所 千葉県

事案 法人様からの相談。訪問による勧誘を受けた際、クライアント様から業者担当者へ「新品は高いから中古で良い。中古のFAXでリース出来るの?」と確認したところ「大丈夫です。中古でリース致します。」との回答を受けた為に申込書にサイン。しかし、やはり金額が高額であった為に申込の翌日にキャンセルを申し出たところ、契約書に記載された「違約金」として十数万の請求をうけ、当事務所へ相談となった事案。

対応 本件ではリース機器は未設置であったが、 それ以前に中古商品については「売買」「レンタル」であれば通常の取引として存在するが、中古品を「リース」契約として契約するケースはほぼ皆無であって、当然にリース会社も中古品についてのリース審査は通さない。よって、実質的に中古品をリース契約することはほぼ不可能であり、その点を主張しつつ現時点でリース契約が有効に成立していない事実を含め、本件申込キャンセルによる違約金の支払いを断固拒否する内容証明を即日送付。

結果 内容証明郵便送付の数日後に業者から契約書面一式が返送となり、無条件解約成功。

クライアントからのメール(原文のまま)
報告遅くなり申し訳ありません
1/27 17:00頃
レターパック着、契約書類一式返却されました。
契約解除の件了解されたものと思います。
ご尽力ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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