場所 東京都 港区赤坂
日時 平成29年1月
事案 深夜に赤坂の路上を歩いていたところアジア人女性キャッチに声をかけられ、「1時間5000円だけ」とのことでそのまま飲食店へ連れて行かれる。入店直後に酩酊状態となり意識を失い、退店後の帰路にて意識を取り戻す。当然にクレジット決済の記憶なし。
翌日、不安に感じてクレジットカード利用履歴をカード会社のウェブ上にて確認したところ、なんと4店舗に亘ってクレジットカードにて合計金372,000円もの決済が行われていることが確認される。当然、複数のクレジットカード明細なども渡されていない。
対応 本件は典型的なパターン(酔状態の客を路上から店に引き込み、その後において無断で客の現金を奪う若しくはクレジットカードを抜き取り異なる名義のカードリーダーに通し決済する)のボッタクリ・昏睡カード窃盗事件である為、まずクレジットカード会社へ内容証明郵便を送り、不当決済した店舗情報開示及びアクワイヤーへ決済取消を要求するように指示。同時にクレジットカード会社へ不当決済取消を要求。
結果 カード会社より「調査する・調査中は引き落としを停止する・約20日ほどかかる」との連絡後、約1カ月後に連絡を受け、暗証番号入力方式の1回目の決済は半額保険適用、それ以降のサイン決済3軒は9割免除の提案が行われ、クライアントがその条件に承諾して和解。約9割の決済取消となり解決。
クライアントからのメール(原文のまま)
平成29年1月26日 14:00頃 ※※※※セ※ン ※※さんより連絡ありました。
1、初めの48000円に関しては、暗証番号使用の為、半額の24000円。
2、次の88000円、144000円、92000円に関しては、合計の一割で、32400円
3、24000円+32400円=56400円で決まりました。
良いアドバイスを、有り難うございました。今後もよろしくお願いします。