日時 平成29年7月
場所 未公開
事案 法人様からの相談。複数の通信機器やサーバーについて、それぞれ「リース契約」「ビジネスクレジット契約」を締結させていることが確認され、高齢の社長に替わって社員(社長の家族)の方から相談を受けた事案。代表者が高齢であり機器の知識が乏しいのいいことに、営業マンが頻繁に訪問。「これら機器導入により通信、諸経費が大幅に削減出来る」「イナンバー対応の為にセキュリティの強化、これら機器の導入が必須」などの虚偽説明を行ったうえで短期間の間に「複合機、電話機、UTM、サーバーラック、サーバー、雷対策機器、ソフトウェア」など、事業規模や業務内容から判断して全く不必要な機器を次々と契約させられた。
対応 販売会社及び各リース会社並びにクレジット会社に対して内容証明郵便を送付「担当者の虚偽説明」「事業規模や業務内容から判断して不適格な機器の導入」を理由とする本契約の無効取消を通知。
結果 6件の契約のうち、3件について契約解除及び既払い金の返金、3件の契約を継続、という条件の提案を受け、クライアントにおいても同条件に承諾して解決
クライアントからのメール(原文のまま)
梶山行政書士事務所
梶山様
お世話になっております。ずいぶんと時間がかかってしまいましたが、3件の解約処理と1件の既払金入金が本日完了しました。4/25に和解書に捺印をした後、3件の解約・撤去作業は5/末に完了しましたが、既払金入金については本当に対応が遅く精神的苦痛を伴う日々でした。当初●●側担当者は5/末に入金予定だという話をしておりました。しかし、入金がされないためそこから1週間おきに進捗を確認し、その都度「社内の稟議がおりない」「解約金の正確な金額をリース会社と確認中である」等々理由をつけて先延ばしにされてきました。そうしてやっと昨日、●●側から本日(7/7)入金するという返事をもらい、入金を確認することができました。途中心が何度も折れそうになりましたが、何とか和解書の内容が実行されました。何もしなければ父が全契約を継続し、高額なリース料を払い続けて行くことになっていたと思うとぞっとします。梶山先生に依頼してよかったです。本当にありがとうございました。
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