場所 東京都
事案 池袋駅周辺の路上にてキャッチから「「風俗は如何ですか?本来は3万円のところ、初回だから割引で1万2千円ポッキリ」」と声を掛けられ、入店。入店時に金12000円を支払う。尚、入店した店舗は飲食店(スナック)。その後は従業員より「女性へのアルコール代金として3千円必要(現金にて支払)」「女性へのチップが3万9千円必要(デビットカード決済)」「お客様の飲食代として金5万700円(デビットカード決済)」「ホテル代2,700円(現金支払)」「サービス料25,000円(現金支払)」などと高圧的な態度で追加金の請求を受け、恐怖を感じたクライアント様は結果的に本来は金12,000円で受けることが出来るとの約束であった風俗サービスについて合計金132,400円もの高額な代金を支払うこととなった。
対応 本件はキャッチを利用して、異なった条件を提示のうえ風俗サービスを希望する消費者を飲食店(レンタルルーム)に連れ込み、そこで脅迫的に追加金銭請求を行っている事案(ぼったくり)である。クレジットカード決済の場合には、カード決済に利用したカードリーダー契約者の情報をカード会社へ開示要求、その後でクレジットカード会社へ内容証明郵便を送付し不当決済取消要求するところであるが、今回は全額をデビットカード決済及び現金にて支払済みであった為、クライアントの記憶により店舗住所を特定のうえ店名も調査し、店舗へ不当利得金の返還請求を内容証明郵便にて実施。「即時全額の返金対応しない場合には、現在相談中の池袋警察署に被害届を正式受理頂く」という内容でプレッシャーを掛ける。
結果 内容証明が店舗に届いた数日後、店舗より書面での回答が届き「デビットカード決済金89,700円、ドリンク代3000円については全額返金するが、ホテル代及びサービス料については当店は把握していない為に対応出来ない」とのこと。その数日後、クライアントの銀行口座に同金員の返金が確認出来た。尚、入店時に支払った金12,000円については回答なし。その他、女性スタッフに支払った金25,000円についても回収の為、現在は池袋警察署刑事課に相談のうえ対応を検討中。
クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になっております。本日8/29にて、デビットカード決済分(39000円+50700円)の返金を指定口座にて確認いたしました。ぼったくりに遭った金額の大半の返金となり、とりあえずほっとしております。ご助力をいただいたおかげです。ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
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