場所 大阪市北区堂山町
日時 平成30年7月
事案 出張先の大阪市内の飲食店で飲食した際、酩酊状態となり意識を失う。次に意識を取り戻したのは宿泊先のホテルで同僚より起こされた際であった。後日、カード利用状況を確認したところ、所持していた2枚のクレジットカードにて著しく高額な不当決済が発覚。カード①「7回に亘って合計金2,790,680円もの超高額決済が行われており、初回の決済(金766,740円)のみ有効となるも、それ以降の6回(2,023,940円)がセキュリティロックにより決済出来ない状態」・カード②「1回の決済で670,800円」
対応 本件は典型的なぼったくり(昏睡クレジットカード窃盗)パターン(酔状態の客を路上から店に引き込み、その後において無断で客の現金を奪う若しくはクレジットカードを抜き取り異なる名義のカードリーダーに通し決済する)である。尚、カード会社①については決済済みの初回分も即時決済取消をカード会社が認めた為に終了。不当決済として取消を認めないカード会社②に対しては即刻内容証明郵便を送り、本件被害状況を報告するとともに、他のカード会社の対応及び地元警察への被害相談状況を報告のうえ、再度本件不当決済取消を要求。
結果 被害発生から約半年後、カード会社②より連絡が入り、「保険適用により全額の決済取消が決定」とのこと。翌月、カード会社より引き落とされていた代金全額の返金が確認され無事に解決。尚、本件はクライアントの地元警察において「被害相談受付」の状況であり、被害届としては正式受理されていない。
クライアントからのメール(原文のまま)
梶山様
お世話になっております。昨年末、●●より連絡があり、保険の適用が受理されたと、連絡がありました。その際は年明けに請求を無しにするとの連絡だった為、請求がほんとうに無くなるまで、半信半疑でしたが、●●の利用明細を確認したら、67万800円の請求がなくっておりました。最初は一人でどうそれば良いか悩んで、梶山様に藁んも掴む思いで相談し本当に良かったです。有難うございました。今後はこの様な事件に合わない様に致します。本当にお世話になりました。有難うございました。