赤坂・ぼったくり被害(昏睡カード窃盗・不正カード決済)・1店舗で2枚のクレジットカードを不正に使用された被害(金286,000円)、クレジットカード会社1社について7割の補償(被害者自身で3割負担)に成功・管轄警察署にて被害届正式受理なし・クレジットカード紛失なし・サイン決済・他のクレジットカード会社においては現在でも調査継続中→約2か月後にもう1社のクレジットカード会社にて全額補償を決定。

場所  赤坂

日時  2022年12月10日の未明

事案   同様の被害としては典型的なケース。経緯としては以下。

1、2022年12月10日の午前2時ごろ、東京都港区赤坂の飲食店(本件不当決済とは無関係の店舗)にて知人との会食を終え退店。この時点で被害者は酩酊状態であった。

2、被害者が付近の路上で帰宅の為にタクシーを拾おうとしていたところキャッチより声をかけられたところまでは意識があるものの、被害者は既に酩酊状態であった為にその後は意識を失う。

3、次に被害者が意識を取り戻したのは、2022年12月10日の正午12時ごろに自宅であった。意思を取り戻した際、今まで感じたことのない頭痛と吐き気によって再度睡眠をとり、夕方ごろに起床。昨晩に飲食店を退店後に意識を失ったことを不安に感じ、所持している財布の有無など確認したところ、通常と異なる位置に各種クレジットカードが入っていた為、念のためクレジットカードの明細速報を確認したところ、被害者が意識を失っている間に「BAR LOUNGE TH●NK」なる店舗にて合計金286,000円もの高額決済が行われていることが確認され本件不当決済被害が発覚。

4、各クレジットカード会社へ被害報告。尚、確認時において「●●カード」が財布に入っていなかった為、●●カードに対しては紛失の申請を行うとともにカード再発行の手続きを行う。※紛失したと認識していたクレジットカードは後日カバンの中で発見された。

5、即時クレジットカード会社へ被害報告するも、補償適用を拒否される。

上記の経緯で被害発覚後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応   本件は「入店前から酩酊で意識なし(入店の事実すら不明)」「1店舗での被害」「クレジットカードの紛失なし」という事案であった。通常の内容証明郵便によるクレジットカード会社への調査要求(注文伝票・サイン伝票、その他資料の開示要求)及び補償適用要求。その後は警察へ被害届けの正式受理を強く要望。しかし管轄警察署では「クレジットカード窃盗」として被害届けは受理してもらえず。その後は内容証明郵便の発送後しばらくして各クレジットカード会社より「調査開始」の連絡が入る。

結果  各クレジットカード会社への調査要求から約2か月後、クレジットカード会社1社より被害者へ連絡が入り、「本件不当決済金額の7割をカード会社にて補償、残り3割をカード会員自身で負担」との和解条件を提案され、クライアントにて同条件を承諾。1社は和解成立。残り1社は現在までに調査結果報告及び補償の有無についての連絡無し。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山様

お世話なります。取り急ぎご連絡します。ク●●●●ゾンから連絡があり、調査の終了及び3割負担での解決案を打診され、3割負担であれば良いと思い、承諾する旨を連絡しました。なお、ク●●●●ゾン曰く、決済時はサインをしていたようです。(暗証番号では無い)引き続き●●カード側からの回答は待ちますが、まずはク●●●側が完了した旨のご連絡となります。

2か月後、追加のご報告メール

梶山さま

いつもお世話なっております。〇天カードから以下の内容で連絡がありました。恐らくですが、約20万の請求は保険適用により支払い不要になったのだと思います。スマホから参照できる利用明細からも20万の請求保留となっていた明細がなくなっておりました。

【重要】〇天カードからのご案内

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