場所 東京都
事案 外国籍の方のぼったくり被害。
東京都港区六本木の飲食店(SC●R●S)に1名で入店、入店後にアルコールを1杯を飲んだ時点でその後は意識が無くなり、その後に意識を取り戻したのは帰宅途中のタクシー車内。後日、クレジットカードの明細をチェックしたところ入店したと思われる飲食店(SC●R●S)で、同日の僅か1時間半の間に2度に亘って、合計金45万5千円ものクレジット決済が行われていること、さらにその後でキャッシングにて現金10万円が引き出されていることが確認された。クレジットカード決済金額(キャッシング10万円を除いた場合でも)が1名の飲食代金として非常識な金額であることはさることながら、通常のアルコール摂取にて意識を無くすことなど経験がなく、同店舗で提供されたアルコール飲料に何等か薬物が混入、客が酩酊状態となったところで財布からクレジットカードを抜き取り、さらには酩酊状態の客から暗証番号を聞きだしたうえで不当に決済したことや、キャッシングにて現金を引き出して搾取したことが容易に予想出来、本件が「ボッタクリ被害・昏睡強盗」であることは明らか
対応 管轄警察署に対して被害相談を行い、同時にクレジットカード会社へ決済取消対応を要求。
結果 クレジットカード会社の調査及び警察からの連絡がボッタクリ店舗に対して行われ、結果的に3万5千円のみ支払となり、金42万円分のクレジット決済は即時取消、キャッシング10万円については捜査困難な為打ち切り。
クライアントからのメール
お世話になっております。結果のご連絡です。3月中旬に、カード会社より店舗代表者(店長)の連絡先を頂き、二度にわたり、交渉いたしました。1度目の交渉では、店舗側いわく、被害者は以前も二度来ているので、悪質店舗かどうか知っているはずであり、ぼったくりはしていないと主張していました。しかし、2月に警察に伺った際、店舗内図を描くよう要求されましたが、被害者は一本の線も描く事が出来ませんでした。
明らかに、店舗側が嘘を供述しているようでした。二度目は被害者本人と外国人スタッフで話し合い、明確な明細が確認できていない点と訴訟の準備をしている事、全て警察に連絡している事を伝えたところ、交渉の末、二度の決済のうち3万5千円の方のみ払い、42万をキャンセルすることで合意しました。4月に入り、カード会社より決済取消完了の連絡がありました。カード会社も再被害を避けるため、カード利用はしばらく停止にするとおっしゃっていました。不明な10万のキャッシング分については、警察がATM画像を入手し、結果、「本人でないような人物が写っていた」との事でした。さらなる調査の為、被害者から覚えている限りの情報が欲しいと依頼がありましたが、全く覚えていない事を伝えたところ、調査は難しいと回答がありました。被害者と話し合い、キャッシング分については諦めることとし、使用頻度が低いこのカードを解約し、今回の件は終えることにしました。梶山様に依頼、相談をしていなかったら、多額の42万はキャンセル出来なかったです。カード会社に電話で被害を訴えても、サポートデスク止まりだったでしょう。本当に心より感謝いたします。ありがとうございました!