日時 平成30年12月
場所 東京
事案 通常とは少々異なる事案。クライアントは以前より業務用携帯電話利用(機器代金及び通信費用)について契約があり、それは一定期間定額の費用を毎月支払うものであった。今回のご相談は、勧誘に来た販売会社担当者より全く無関係の商品について購入を促され、その条件として「既存の業務用携帯電話利用における代金を全額負担する」との条件を約束された為、新規契約における支払総額と既存の業務用携帯電話利用契約における支払総額を比較し、金銭的なメリットがあると判断し本来は全く必要の無い商品をビジネスクレジットを組む形で購入。しかし、申込の当日に既存の業務用携帯電話利用における代金は残り僅かであること、そしてその残金のみ負担となることが発覚。
対応 本件では商品自体が未納の状態であり、尚且つクレジット会社からの確認の連絡も入っていない状況であった為、早急に内容証明郵便にて販売会社に対して申込撤回の書面を送り、併せて違約金の支払い拒否の旨を通知。今後における不当な金銭請求の即時停止を通告。
結果 内容証明発送の数日後、販売会社から回答書が届き、「弊社に実損害がない為に違約金の請求は放棄する」とのことであった。よって違約金の支払いなどなく無条件での申込撤回となった。
クライアントからのメール(原文のまま)
早速のお返事ありがとうございます。
改めて契約解除ができたことを確認でき安心しました。先生にご尽力いただいたことで、早く話がつき、私としても本当に助かりました。今後、このようなことがないように、契約等は慎重に結びたいと思います。また、何かありましたらその時はよろしくお願いいたします。
本格的に寒くなってまいりましたのでお体ご自愛くださいませ。この度は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
●●