新橋・ぼったくり被害(昏睡カード窃盗・不正カード決済)・1店舗「居酒屋 ライ●●」での不当クレジット決済(合計金665,000円の被害)全額の不当決済取消(補償適用)に成功・管轄警察署にて被害届正式受理あり・クレジットカード紛失なし

場所  新橋

日時  2022年12月3日の深夜から翌日未明にかけて

事案   同様の被害としては典型的なケース。経緯としては以下。

1、2022年12月3日の午後23時15分ごろ、被害者が東京都港区新橋の飲食店(本件不当決済とは無関係の店舗)にて会食を終え退店。

2、帰宅の為に新橋駅前を歩いていたところキャッチより「飲み放題で5000円」と声をかけられ付近の飲食店へ入店(「居酒屋 ライ●●」)。飲食開始。

3、入店後は飲み放題メニュー以外は一切注文せず。飲食開始から1時間ほどしたあたりで突如酩酊状態となり、その後は意識を失う。

4、午前3時すぎに同店(「居酒屋 ライ●●」)で辛うじて意識を取り戻した際、財布からクレジットカード2枚が紛失していることに気がつく。その後、被害者から店員に確認したところ、何故かクレジットカード2枚を店員が持っており、そのまま被害者へ返却される。当然に被害者自身にてクレジットカード決済を行った事実はなし。退店。

5、その後、意識が朦朧とする中で「居酒屋 ライ●●」の従業員に付近のレンタルルームに連れて行かれ、そこで意識を失う。

6、翌日、午前7時30分ごろにレンタルルームにて意識を取り戻した際、財布の中の現金1万円、そして銀行キャッシュカードが紛失していることが発覚。(紛失キャッシュカードについては、後日「居酒屋 ライ●●」周辺のコンビニ設置ATM機に挿入されたままの状態で発見される。残高不足で引出しは不可であった為に被害はなし。その他、本件被害発生クレジットカードとは別のクレジットカードにて「居酒屋 ライ●●」で短時間に2回に亘って合計金789,000円もの高額決済が行われ、セキュリティ発動により決済不可となっていた事実も確認済み。)

7、同日、クレジットカード会社からの利用速報メールが届き内容を確認したところ、被害者が「居酒屋 ライ●●」にて意識を失っている時間帯でクレジットカードを不正使用し2度に亘って合計金665,000円もの高額決済が行われていることが確認され、本件不当決済被害が発覚。クレジットカード会社へ被害報告。会員である被害者と該当加盟店の間で明確に紛議が発生している状態であることから、加盟店規約に基づきクレジットカード会社から該当加盟店への支払を即時停止するよう要求。

8、同時に管轄警察署へ被害相談(愛宕警察署・11●●番)、被害届は受理されず。

9、後日、クレジットカード会社からの連絡にて本件不当決済被害にて補償適用を拒否される。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件の状況としては「入店の事実あり」「入店後に意識を失う」「クレジットカードの紛失なし(ただし、意識を取り戻した際には何故か店員が被害者のクレジットカードを所持していた)」という事案であった。通常どおり内容証明郵便によるクレジットカード会社への調査要求(注文伝票・サイン伝票、その他資料の開示要求)及び補償適用要求。同時に警察へ被害届けの正式受理を強く要望。数回の警察相談の結果、本件被害が発生した店舗にて同様の被害が多発している事実もあり管轄警察署にて「クレジットカードの一時盗難」として被害届けが正式受理となる。その後、再度クレジットカード会社へ被害届の正式受理事実を含め報告のうえ本件不当決済についての補償を要求。その時点で被害発生から2カ月以上が経過していたが、クレジットカード会社から補償申請書が届き、同申請書を提出。

結果  クレジットカード会社へ補償申請書を返送した約1か月後、クレジットカード会社より被害者へ連絡が入り、本件被害の全額補償適用が決定、本件は無事に解決。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山先生

お世話になります。先ほど、●●コールセンターの●●●さま〔女性〕経由で確認とれまして、全額補償適用となりました。今後は、当方では何も手続きは必要ないとの事です。取り急ぎご報告まで。●●

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