作成者別アーカイブ: s-kajiyama

情報商材トラブル・クレジットカード決済全額取消

日時  平成28年8月

場所  富山県

事案  インターネット上の広告(サイト)に「秘密動画あり・ド素人が3ヶ月で最高月収800万円を叩き出した秘密を暴露」「僕は今のところ100%の確率で、ド素人を稼がせています。しかも、全員がほったらかしで稼げるようになっています」「真実の自由と、フリーダムな生活スタイルを一緒に謳歌したいんです。申込順に早い人は、特典として50万円プレゼント企画する」との説明があった為、何等か特別なロジックにより高収入を得る方法を提供してもらえると錯誤し申込を行い合計金298,000円(税込)をクレジットカード決済にて支払ったが、実際に提供された情報を確認するも、最も重要な部分について「音量が小さすぎ」「ノイズが酷」という状況で何ら内容を確認出来ず、それについて何度販売会社へ対応を要求するも一切無視されている状況であった。

対応  販売会社に対して何度連絡しても無視の対応であった為、クレジットカード会社と販売会社の間に入っている「決済代行業者」に対して内容証明郵便を送付、販売会社の債務不履行及び不当な販売方法についての指摘を行い、クレジットカード決済の即時取消を要求した。

結果  決済代行業者より連絡を受け、決済金298,000円の決済取消が決定。既にクレジットカード会社より引落済みの代金については、クレジットカード会社を介してクライアントの口座へ返金。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
無事に返金されることとなりとても嬉しいです。
8/18今日付けでキャンセルになりました。
決済代行会社に問い合わせたところ、一週間くらいでクレジット会社にデータが送られ、それからどのように振り込まれるのか確認するのがよい、と回答を得ました。
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おはようございます。いつもお世話になっております。
インターネット商材298,000円の返金がカード会社からの明細で10月11日になると明細がきました。ありがとうございます。

大家さん・賃貸管理トラブル・不動産管理会社の収納賃料未払い

日時 平成28年8月

場所 東京都

事案 自己所有の不動産について、管理委託業者とのトラブル。管理委託先の不動産業者が賃借人より預かった賃料の支払いを大家であるクライアントに対して滞納した事案。

対応 不動産管理委託契約の解除及び滞納賃料の即時支払を内容証明郵便にて要求、期日までに支払しない場合には即訴訟手続きに移行する旨を通知した。

結果 不動産管理会社より連絡があり、2回に分割での支払を約束した為に和解

クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になっております。
先方から8月8日に10万円、8月16日に181,918円の振り込みが確認できました。
一年以上不愉快な思いをしていましたので、ホッとしました。
ありがとうございました。
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投資マンション売買契約の解除・手付金全額返金に成功

日時 平成28年8月
場所 東京都
事案 投資用マンションの売買契約。契約時における虚偽説明や説明不足などはとくになく、さらにローン審査が通る直前であった為、手付金返金は困難となり、さらに履行着手後の解約違約金の請求も受けるリスクがあった事案。
対応 契約についてクライアントから不動産業者担当者へ電子メールにて質問し、それに担当者が回答したものの中に「ローン審査に通った後に購入者都合で解約する場合でも手付金の返金を約束する」と受け取れる内容の記載が存在した為、内容証明郵便にてシンプルに契約申込の解除と手付金全額の返還を要求、同要求根拠となる事実も併せて通知。
結果 販売会社より早急に書面での回答が届き、契約の解除及び手付金全額の返還に承諾、手付金10万円全額の返金が行われた。
クライアントからのメール(原文のまま)
●●不動産から入金確認しました。
ありがとうございました。

顧客管理システムの売買契約(ビジネスクレジット契約)の無条件解約成功

日時 平成28年8月

場所 神奈川県

事案 ヘアーサロンを経営するクライアントからの相談。訪問による勧誘を受け、当日に契約申込(クレジット契約含め)、勧誘時の説明では「顧客管理、集客メール配信、ポイント制導入等、御社の集客、売上げに貢献します」「モデル店舗として低価格での提供が可能です」「その価格で契約するには本日中に申込頂かなければなりません」と、同様被害としては典型的な説明であった。しかし、契約後にインターネットで調査したところ、販売会社と同様の契約を締結し顧客管理システムを導入するも全く集客に繋がらなず、高額なクレジット代金のみ引落が継続しているという被害が多発している事実を確認し、当事務所へ相談。

対応 ご相談の時点では申込翌日でありシステム未導入であった為、即時内容証明郵便にて本件申込の取消を通知、同時に不当な勧誘行為であることを指摘したうえ違約金等の支払を断固拒否する旨を主張。

結果 内容証明送付の後、即日販売会社より解約金0円での解約に応じる内容の書面が届き、無条件解約成功。

クライアントからのメール(原文のまま)
解約の書類が届きました
これを返信して終わりでしょうか??

大阪北新地・ボッタクリ被害・クレジット会社との協議によりクレジット決済の9割取り消し完了

場所 大阪 北新地

事案 午前0時ごろに酩酊状態のまま北新地の飲食店(本件不当決済とは無関係の店舗)を出てた直後に意識を失い、その後はタクシーで自宅に午前5時ごろに帰宅。所持金約3万円が紛失していることから不安に思いクレジットカード会社に確認したところ、酩酊状態で意識を失っている間に全く身に覚えの無い飲食店にて138,000円のクレジットカード決済が発覚した事案。

対応  まずクレジットカード会社へ内容証明郵便を送り、不当決済した店舗情報開示及びアクワイヤーへ決済取消を要求するように指示。同時にクレジットカード会社へ不当決済取消を要求。そうしたところ店舗情報が開示され、同店舗が韓国料理店であることが確認された。通常、韓国料理を酩酊状態のまま1名で138,000円分も飲食することなど不可能であり、同店舗に対して内容証明郵便を送り飲食明細を含めた情報開示を要求するも「不在」とのことで返送され、不当決済の取消協議どころか情報開示すら行われない状態が継続、同時に管轄警察署にも被害相談を行うが被害届は受理されず、被害相談のみ。その後は継続的にクレジットカード会社に対して不当決済である事実及び不当決済取消の対応を要求し続け、約三カ月後にクレジットカード会社より「決済金の5割負担にて和解しませんか?」と打診があったが、それを拒否したうえ「1割負担であれば和解に応じる」と提案したところ、クレジットカード会社が同条件に承諾

結果 不当決済から約3カ月後、本件不当決済金138,000円の9割が免除され、1割のみ支払で和解成立。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山様
お世話になります。
本日、●●●●●●●●と示談金額の提示(1割負担)をしたところ、承諾の回答がありました。悪質な店が罰せられないという根本の解決にはなりませんでしたが、自分自身の反省の機会となり、いろいろな社会勉強をさせていただきました。自己負担金額を最小限に抑えられたのも、ご指導の賜物と感謝しております。これをもちまして、この件は解決とさせていただきます。ありがとうございました。