場所 横浜市中区
事案 午前2時ごろに横浜市中区福富町周辺の路上にてキャッチより「60分3,000円」と声を掛けられ入店。入店直後から酩酊状態となり、午前9時ごろにクレジットカード決済を行い退店した記憶はあるものの、翌日に財布の中から7枚ものクレジット明細書が発見され、昨晩の合計飲食代金が約30万円であったことが確認された事案。
対応 即刻クレジットカード会社へ内容証明郵便を送り、不当決済した店舗情報開示及びアクワイヤーへ決済取消を要求するように指示。同時にクレジットカード会社へ「60分3,000円の料金設定の店にて、最大でも7時間の間店内にいた場合であっても基本飲食代金は21,000円となり、合計金297,000円もの費用請求は到底考えられず、不当決済である」と主張のうえ、カード決済の取消を要求。その後、カード会社よりサイン伝票が開示され、サインが自身のものである可能性が高いことを確認するも、請求金額が高額過ぎる点及び酩酊状態の客が金額を正確に把握できていないことを知りながらサインさせる行為の不当性を訴え、再度決済取消をカード会社に要求。
結果 約1カ月半の協議の結果、クレジットカード会社よりクライアントに対してクレジット決済金75%及び端数部分の免除で和解の提案があり、クライアントも同条件に承諾。約25%の支払で和解成立。
クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
本日カード会社から再度電話があり今回の請求は四分の一さらに端数を切り捨てた7万円でどうか。という提示がありました。私としても6万円から7万円が妥当な請求額と考えていて支払う準備もしていました。それとこれ以上長引かせる気力もなかったのでこの件は提示された請求額を受けようかと思います。この度はご尽力いただき誠にありがとうございました。梶山先生に相談させていただいてよかったです。
●●
iPhoneから送信