新橋・ぼったくり被害(昏睡カード窃盗・不正カード決済)・2店舗「レオ●ター」「スナック エ●」での不当クレジット決済(合計金377,400円の被害)・被害金全額補償・被害届なし・クレジットカード紛失なし・決済方法(暗証番号決済)・その他にATMでの現金引出し被害あり

日時  2024年4月30日の未明

事案   同様の被害としては典型的なケース。経緯としては以下。

1、2024年4月30日の午前3時ごろ、東京都港区新橋周辺の飲食店(本件不当決済とは無関係の店舗)での会食を終え退店。

2、退店後に被害者が付近の路上にいたところ、アジア系女性キャッチに声をかけられ、そのまま腕を組まれ強引に近隣の飲食店に引きずり込まれる。

3、入店後、最初に提供されたドリンク(アルコール飲料)に口をつけた直後から被害者は意識を失う。(睡眠ではなく明らかに突如意識を失った。通常このような少量の飲酒で意識を失うことなどあり得ず、何等か薬物投与が容易に推測できる)

4、次に被害者が辛うじて意識を取り戻したのは4月30日の夕方に自宅の寝室であった。その後は意識が朦朧とする状態で自身の財布を確認したところ、名刺が複数枚紛失していることが確認された。

5、クレジットカード会社からの「カード不正利用注意喚起並びにカード利用一部制限」のメールを受信、被害者が不安に感じ即時所持するクレジットカードやキャッシュカードの利用状況を確認したところ、2024年4月30日の未明(被害者がキャッチに連れられ入店した店にて意識を失った後の時間帯)に所持するクレジットカードが2店舗「レオ●ター・金191,400円」「スナック エ●・金186,000円」にて無断で使用され、合計金377,400円もの全く身に覚えの無い高額決済被害(本件不当決済被害)が発覚。さらに銀行キャッシュカードを不正に使用されATM機にて2度に亘って合計金150,000円を引出しされている被害も発覚。

6、即時クレジットカード会社へ被害報告するも補償拒否。

7、管轄警察署へ被害相談。そうしたところ担当刑事より「この地域では同様被害の相談が多数ある。まずはクレジットカード会社から決済店舗情報(店名・住所・電話番号・担当者指名)並びに決済情報(注文伝票、決済伝票、その他)を取り寄せのうえ再度被害相談に来てください。」とのこと。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであり、また被害発生の2店舗も同様被害が多発している店舗であった。まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに本件不当決済の補償を要求。同時に各店舗情報や各店舗での飲食詳細を確認出来る資料の開示を要求。その後も警察での相談状況を随時クレジットカード会社の担当者へ報告。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約4か月後、クレジットカード会社より被害者へ電話連絡が入り、本件不当決済金377,400円について全額補償とのことで本件は無事に解決。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山先生

お世話になります。本日、三●●●カードの担当●さんと電話致しました。現在の愛宕警察署とのやりとりを説明致しました。結論は今回のカード被害を補償するとの事です。担当から口頭で伝えられましたが後日書類似て郵送があるのでしょうか?色々と長い間ありがとうございました。その後の警察とのやりとりは担当の●さんも連絡が欲しいとの事でした。連絡はしても差し支えないでしょうか?宜しくお願い致します。

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