場所 神奈川県 川崎市 川崎区
日時 平成29年4月
事案 深夜に店舗前でフィリピンンパブの店員に声をかけられ入店。入店直後に酩酊状態となり意識を失い、意識を取り戻したのは翌日路上で倒れ緊急搬送された際であった。当然にクレジットカード決済の記憶なし。
翌日、不安に感じて所持するクレジットカード利用履歴を確認したところ、なんと同店舗にて2枚のクレジットカードを使用して合計金896,300円もの決済が行われていることが確認される。当然、複数のクレジットカード明細なども手元になし。
対応 本件は典型的なパターン(酔状態の客を路上から店に引き込み、その後において無断で客の現金を奪う若しくはクレジットカードを抜き取り異なる名義のカードリーダーに通し決済する)のボッタクリ・昏睡カード窃盗事件である為、まずは各クレジットカード会社へ内容証明郵便を送り、不当決済した店舗情報開示及びアクワイヤーへ決済取消を要求するように指示。同時に本件不当決済取消を要求。その後に各カード会社から開示されたサイン伝票などに通常絶対に行わない漢字のサインが確認出来た為、第三者が免許証などを確認したうえでサインしたものであることなどを主張、同時に管轄警察署にも被害届の受理を要求し続ける。しかし、管轄警察署は被害届の受理を行わず、被害相談のみ受け付ける対応。それでも引き続きカード会社にサインが第三者によるものである点を主張し続ける。
結果 事件発生から約4カ月後、カード会社との協議が終了し、1社は全額保険適用により免除、1社は保険適用により約20%免除、という形で和解。
クライアントからのメール(原文のまま)
梶山様
報告が遅れておりましたが3月に両カード会社との話し合いは終了しました。
ア●ッ●スは198000円全額取消、支払い0円
セ●ンは500300円中の100000円支払いのみ
最終的に被害届は受領して頂けず、被害相談のみでしたが、大幅に支払額の低減を勝ち取ることができました。梶山様に相談させて頂いたことで最後まで諦めずに交渉できました、大変ありがとうございました。
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