カテゴリー別アーカイブ: 成功事例

成果が出た一部の依頼について、クライアント様の承諾を得て掲載しています。

海外(上海)ぼったくり被害・日本国籍で海外在住の方の被害・約60万円の不当クレジット決済(カード会社2社)のうち1社(約30万)の決済取り消しに成功

場所 上海

事案 昨今頻発する被害のパターン。
概略として以下
(1)平成28年11月11日の午後7時頃、中国上海の滞在先ホテル前で中国人女性1人が近寄ってきて、内容は不明であったが何等か店舗へ来るよう勧誘を受け「料金は400元のみ」との説明であった。当方が断るも執拗にタクシーに乗るように促され、そのままタクシー乗車のうえ店へ連れていかれた。
(2)タクシーにて15分ほど移動、午後7時半ごろ店の近くでタクシーを降り店内に入る。
(3)個室に通され、そこで女性従業員と20分~30分ほど飲食した後、当方が退店を伝えると突如としてマフィア風の屈強な男性店員3名に取り囲まれたうえ「この店は売春が出来る店で、お前は女の子をつけて個室に入った。売春は中国では違法で、通常は警察へ通報するがお金を払えば見逃してやる。」とのことで45000元を要求されたが最終的に36000元に減額。所持していたクレジットカード2枚で、各2回ずつその場で決済させられる。カード暗証番号入力強要、レシートへサイン強要、白紙の注文明細へサイン強要
※複数のポータブルカードリーダーを使用するパターンあり
※高額な飲食を行ったことを記載した書面に署名を求められるパターンあり
※その場で衣類を脱がされ、性的なサービスを受けていると認識出来る写真を無理矢理撮られるパターンあり
(4)その後、退店
(5)退店後、外に待機していた共謀者のタクシーに乗せられ即発車。場所の特定をさせぬようにされタクシーが現場を離れるまで見張りが立って写真撮影などしないように監視される。その後10分以上走行のうえ宿泊ホテル前で下される。
(6)即時カード会社に連絡するも「弊社では何も出来ないので領事館か地元警察に相談してください。」との回答のみ。そしてカード会社の指示どおり日本領事館に連絡をとるも時間外で電話対応はなく、その他現地警察への相談についても「通訳の同伴」「被害店舗場所の特定」が被害相談の必須条件であった為に断念。フライト時間が迫っており、現地領事館及び現地警察へは相談が行えないまま出国。

対応  本件は明らかな違法行為であるが、通常の対応だとまずは帰国後に日本のクライアント住所地を管轄する警察署へ被害届を正式受理してもらい(※これがかなり大変)、その事実をもってクレジットカード会社に不当決済取消対応を要求する流れであるが、クライアント様が海外在住であり被害場所の上海より自宅のある海外に直接渡った為、日本における被害届が不可能。その為にまずカード会社2社に対して内容証明郵便にて事件詳細を伝えたうえ、本件の徹底調査及び報告、そして本件不当決済の取消対応を強く要求。

結果 約2カ月後、カード会社2社のうち1社が本件不当決済の取消及び引落済み代金の返金を決定、約30万円のカード決済金が全額返金となった。残るもう1社のクレジットカード会社は現在調査中とのこと。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
お世話になっております。11月の上海でのぼったくりの件でお世話になっております●●です。U●●ニ●●のカード決済分、32万円につきまして
先生のご協力によりまして、2/22に払い戻しが完了しました。
残り1社分の払い戻しに向け、日本帰国後警察への被害届提出に向け
準備を継続しております。
まずは、半分の払い戻しができましたので、お礼として連絡させていただきました。ありがとうございました。
●●

車両売買契約・故障・保証契約に沿った保証上限金額の支払を受けることに成功

日時 平成29年2月

場所 長野県

事案   自動車販売会社より車を購入、購入時に故障に備えて売買契約に付随する形で保障契約も締結。その後、当該車両のミッション及びドライブシャフト部分に不具合が確認され、最寄りディーラーにて点検したところ、修理に76万円ほど必要との見積もり。保証書内容を確認するに、保証箇所として「動力伝達機構」と明記されている。よってクライアント様は保証契約に沿って販売店に対して保証書に明記された保障金額の上限金約40万円の支払を請求するも、販売店は「今回の故障個所は保証範囲外であり、一切対応出来ない」との回答。

対応  即時内容証明郵便にて、5日以内の保証金支払を要求。それと同時に期日までに支払が行われない場合、車両修理が開始出来ず、車両の使用が出来ない状態がこれ以上継続すると通常の生活に多大な支障をきたす為、現在修理開始を保留中のディーラーに対して即時修理作業を進めて頂くとともに、保証限度額及び貴社の債務不履行により被った損害(修理開始遅延による損害、その他)を全て算出のうえ、訴訟手続きにて請求を行う用意があることをご通告。

結果  内容証明郵便が販売店に送達の約2日後に保証契約に沿った保証金上限金約40万円の支払を約束する内容の連絡が販売店より行われた。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山行政書士事務所 梶山様
前略
長野の●●と申します。この度は色々とご指導頂きまして誠に有難うございました。付きましては本日 先方より下記メールが来ました。結果は上限まで出すそうです。先生にお頼みして良かったです。本当に有難うございました。また何かございましたら宜しくご指導くださいませ。取り急ぎご報告します。後は末日の入金を確認してまたご連絡させて頂きます。これで修理開始を進めたいと思います。本当に有難うございます。                                早々
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●● ●● 様

お世話になっております。●●●●●●の●●です。
先日頂戴しましたメールの件に伴い、書面を本社にて受け取っております。
この度の車輌不具合の件並びに弊社の対応遅延につきまして誠に申し訳御座いませんでした。
書面にも記載が御座いましたが、弊社上限保証金額である¥405,903をお支払いする旨本社より連絡が御座いましたのでご報告致します。つきましては2月末日までに書面記載の御座いました●●様名義の口座へお振込みを致しますので、ご確認の程宜しくお願い致します。お振込み処理完了次第再度メールにてご連絡致します。取り急ぎメールにて失礼致します。以上、引き続き宜しくお願い申し上げます。

【●●●●●●●● ●●●●●●店】
株式会社 ●●●●●●●●●●●● 担当:●●●●
〒●●●-00●● 神奈川県●●市●●区●● 6●●-1
FreeDial 0120-●●-●●●● 携帯電話可
http://www. ●●●●●●.co.jp E-mail: ●●●●●●@●●●●-●●●●●●.com
定休日:平日火曜日(祝祭日の場合は営業しております)
営業時間:10:00~20:00
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

海外(上海)ぼったくり被害・約33万円の不当クレジット決済の取り消しに成功※ファミリーカード

場所 東京都

事案 出張先の「中華人民共和国・上海」の飲食店にて同僚と食事をしていたところ、現地女性と思われる女性より声をかけられ、「近くに個室で寛げるカラオケスナックがある」とのことで勧誘を受け、強引にタクシーに乗せられほぼ強制的に店へ連れて入店。
約1時間ほどの飲食後、突如として店舗スタッフ14名程度に取り囲まれ「本来女性が同席し接客することが違法であり、更には個室であることは論外であり、お前たちが強要した。自分たちの店で違法行為をしたことに対する責任を取れ。警察(上海)とも話がついているので警察に訴えても無駄だ。」とのことで恫喝される。
その際に請求を受けた金額が14980元(約33万円)と著しく暴利的であったが、大人数に囲まれたうえに脅迫を受けていた為、クライアントのご主人(実際の被害者)は身の安全を最優先し所持するクレジットカード(クライアント名義のファミリーカード)にて決済を行う。
その後に退店。退店後、外に待機していた共謀者のタクシーに乗せられ即発車。場所の特定をさせぬようにされ40分以上走行(迂回等)のうえホテルの近所で下される。
事件翌日及び帰国後にもクライアントのご主人(実際の被害者)よりカード会社に対して事件報告のうえ対応を要求するもカード会社より決済取消などの対応はなく、カード会社担当者からは「諦めるしかない」などと説明を受けるのみであった為、クライアントのご主人はしかたなく事件の発覚をクライアント(奥様・カード名義人)に知られまいと不当決済金について36カ月の分割とし、その後は分割にて本件不当決済代金について引落が行われていた。

対応  本件は明らかな違法行為であるが、「被害が海外であったこと」「被害の直後に警察に届け出をせずに帰国してしまったこと」そして何よりも「不当決済に異議を唱えず、数か月に亘ってカード会社への支払を実行していること」などから非常に難しい案件であったが、内容証明郵便にてクレジットカード会社に対して不当決済取消要求を行う。内容証明の送達後、カード会社より電話が入り「調査に時間がかかる。詳しい状況を確認したいので訪問しても良いですか?同時刻に他のカード利用もあったがカード会社のセキュリティが効いて止めた。」とのことであった為、クライアント(奥様・カード名義人)並びにご主人(実際の被害者)がカード会社担当者と面会により被害状況を再度説明。

結果 約3カ月後、カード会社が不当決済の取消及び引落済み代金の返金を決定、約33万円のカード決済金が全額返金となった。

クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になっております。
年末に主人の上海でのぼったくりについて相談した●●です。
その節はお世話になりました。その後カード会社のインタビューがあり
請求を止め、今迄の支払い分も返金してもらえました。
梶山様のお陰で早急に解決する事が出来ました。
どうもありがとうございました。

●●●●、●●

池袋・風俗ボッタクリ・キャッチ・レンタルルーム利用・現金支払32万9千円全額の返金成功

場所 東京都

事案 池袋駅周辺の路上にてキャッチから女子大生居ますよ15,000円ポッキリですよ。絶対に15,000円以外かかりません。もしも女の子から金の請求があっても払わないでください。万が一払ってしまったら払った分返金します。」と声を掛けられ、入店。入店時に金15000円を支払う。尚、入店した店舗は飲食店(スナック)。
そこから女性従業員(外国人女性・アジア系)を外に連れ出して、別のレンタルルームにてサービスの提供を受けるとの話であったが、その後は「契約成立料」「チップ」「サービス料」などの名目で次々と高額な費用を請求され、クライアント様は請求を受ける度に「最初の説明と違う」と支払を拒否するも、女性従業員(外国人女性)より「支払しないと外で待機している男性スタッフが許さない」などと伝えられ、同時にナイフで当方を刺すようなジェスチャーをされた為に身に危険を感じ、全ての請求に応じ支払を行う。結果的に合計金329,000円を現金にて支払うこととなった。

対応 本件はキャッチを利用して、異なった条件を提示のうえ風俗サービスを希望する消費者を飲食店(レンタルルーム)に連れ込み、そこで脅迫的な金銭請求を行っている事案である。クレジットカード決済の場合には、カード決済に利用したカードリーダー契約者の情報をカード会社へ開示要求、その後でクレジットカード会社へ内容証明郵便を送付し不当決済取消要求するところであるが、今回は全額を現金にて支払済みであった為クライアントの記憶により店舗住所を特定のうえ店名も調査し、店舗へ不当利得金の返還請求を内容証明郵便にて実施。即時全額の返金対応しない場合には、現在相談中の池袋警察署に被害届を正式受理頂く」という内容でプレッシャーを掛ける。

結果 内容証明が店舗に届いた翌日、店長と名乗る者より電話連絡があり、「内容証明に宛名に記載の店は既に廃業しており、当店とは関係ない。しかし全額返金には応じる。」と理解不能な回答であったが、翌日にクライアント指定の口座へ被害金32万9千円全額の返金が確認され解決。

クライアントからのメール(原文のまま)
お金は帰ってきました。ありがとうございました。
色々とお世話になりました。またこんなことにならないようキャッチとかに声かけられても無視するようにします。

競馬レース情報詐欺 ・契約代金129万7千円全額の回収に成功

日時 平成29年2月

場所 東京都

事案 典型的な「競馬レース情報提供詐欺」のケース。SNSにて「高確率で的中可能な競馬レース情報を提供している」と謳う会社にネット上で登録、その後に相手業者の代表者と名乗る者より電話連絡が入り「誰が試しても失敗することがあり得ない、確実に25万円以上を稼ぐ方法です」との説明があり、さらには別の担当者より「6日以内に25万円以上、1ヶ月後に100万円以上、1年で1,000万円以上の利益が確定することをお約束致します」等の説明をとともに各種情報が提供されるプラン「スピードリッチPROJECT」「SUCCESS PROJECT」「FINAL PROJECT」等の勧誘を受け、その度に「獲得保障金額が増額したので情報代金を追加して頂く」等の請求から金銭を支払い、またそれら金銭を工面出来ない際には担当が立替を申し出、後にそれが会社の規約違反であると責め立てられ、支払いを強要されるなどし、結果的に数回に亘って合計金1,297,000円の支払いに至るも、その後は現在までに様々な理由をつけレースへの参加は実施されず、あらに追加金支払いのみを継続的に要求されている状況であった為、当事務所に相談。

対応  本件が典型的な詐欺であることは容易に判断出来るが、業者が虚偽の所在地を公表している可能性もある為、クライアントに対しては騙されたフリをして相手業者との会話(間違いない、必ず高額配当」などの発言)を全て録音するように指示、それらの発言が録音出来た時点で内容証明郵便を相手業者に発送。しかし相手業者の住所が虚偽の為に内容証明は届かずに返送となった。その為、即時最寄り警察に被害相談に伺い被害届の正式受理手続きをすすめつつ、クライアントには継続して騙されたフリを指示のうえ相手業者の指示する銀行口座を聞き出してもらい、それを担当刑事に伝え随時凍結を依頼。それらの凍結が数回行われた後、相手業者に「全て録音しているし、既に警察に被害届を受理してもらう手続きを進めている。本日中に返金をしなければ例え今後において返金があっても被害届は取下げしないので覚悟するように。」と警告。
その後に一度相手業者より50万円が振り込まれ、和解書を交わしたうえで残金は分割返済の希望を伝えられる。
しかし、クライアントは再度その申出を拒否。以下の内容をメールで通告した。
「貴社からのメールを拝見致しました。まず、今回の貴社からの一部返金は、今後に貴社が警察より逮捕された際に「返金の意思はある、和解している」と主張し詐欺事件としての起訴を免れる為の行為であることは容易に判断出来、当方としてはこの度の金50万円での返金では一切和解の意思などございませんし、現在までの貴社対応に憤慨しておりますので、例え後日に全額の返金があった場合でも被害届は提出させて頂きます。尚、担当刑事さんとの日程調整のうえ、本日の夕方に被害届正式受理の為の手続きに伺う予定ですので、もしも本日15時までに貴社からの残金79万7千円の振込が確認出来た場合には、被害届提出を停止することもやぶさかではございません。以上、本メールへの返信は頂く必要はございませんので、返金の有無で貴社の考えをお示しください。」

結果  相手業者より、追加で79万7千円が振り込まれ、被害金全額の回収に成功

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山様
ご報告いたします
本日、残金797000円の振り込みがありました
昨日の夜、代表取締役社長の名前でメールがあり
被害届を出さないこと、担当警察官に和解をしたことを伝えること、和解書に署名・捺印することを条件に全額振り込むという連絡があり、確かに今日入金されていました
無事、全額返ってきました

梶山様には本当に色々相談にのっていただき、感謝しております
半ばあきらめていましたが、梶山様に「諦めないで頑張りましょう」と勇気づけられ
頑張ることができました
本当にありがとうございます

2/15に息子の大学の合格発表があり、すぐに入学金等の支払いがあります
それに間に合うことができ、本当に助かりました

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