福富町・ぼったくり被害(昏睡カード窃盗・不正カード決済)・2店舗での不当クレジット決済(合計金697,400円)全額の不当決済取消(補償適用)に成功・警察被害届受理なし(被害相談受付のみ)・クレジットカード紛失なし・暗証番号決済

場所  福富町

日時  2020年10月10日の午前2時から早朝にかけて

事案  同様の被害としては典型的なケース。経緯としては以下。 1、2020年10月10日の午前2時ごろ、クライアントは行きつけの飲食店(本件被害発生店舗とは無関係)にて酩酊となり意識を失う。

2、次にクライアントが辛うじて意識を取り戻したのは10月10日の早朝帰宅の為にタクシーに乗車した際であるが、その後も意識を失い、明確に意識を取り戻したのは自宅にて同日の夕方であった。

3、クライアントが意識を取り戻した際に財布の中身を確認したところ、所持金が全て紛失してることに気がつく。またクレジットカード収納場所も通常と違っていた。(クレジットカードが全て財布から出され、ズボンのポケットに全て入っていた。カード明細などは一切なし。)

4、即日クレジットカード会社へ連絡のうえカード利用停止手続きをとる。その際、10月10日未明のクレジットカードの利用明細を確認したところ、クライアントが意識を失っている間に2店舗にて合計金697,400円もの飲食代金が決済されていることが確認され、本件不当決済被害が発覚。                       

5、即刻管轄警察署である伊勢佐木署に被害相談。担当刑事より「全く同じ店で全く同様の被害報告が多発しており、今週も数軒同じ店の被害報告を受けた。現在捜査を進めている。カード窃盗罪や電子計算機使用詐欺罪などで捜査をする。早急にカード会社から店舗情報や決済情報その他注文伝票など取り寄せるように。」との指示を受ける。

以上、クレジットカード会社へ被害報告のうえ補償適用を要求するも、担当者からは「カード紛失もなく、さらには暗証番号決済なので、弊社にて過去に補償したケースは無い」との回答で、本件不当決済被害の補償適用に応じてもらえず、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応    本件はクレジットカードの紛失もなく、また2件の決済が暗証番号決済である為にカード会社が補償適用を断固拒否している事案であった。しかし、本件被害発生店舗の2店舗はいずれも全く同様の被害が多発している店舗である点、そして意識の無い状態で2店舗を移動し短時間で著しく高額な飲食を繰り返し行うことなど不可能な点、そして最も重要な点として本件被害発生の2店舗は共通のオーナーであり、そのオーナーが管轄警察署に逮捕された事実が確認されていることをクレジットカード会社へ主張のうえ、本件不当決済金全額の補償適用を要求。 同時に管轄警察署に被害相談のうえ捜査を依頼。※被害届けは正式受理されず被害相談受付のみ。

結果  内容証明郵便の送付、そして後日クレジットカード会社指定の補償申請書を郵送。そうしたところ約2カ月後にクレジットカード会社よりクライアントへ電話連絡が入り、本件被害の全額補償適用が決定し無事に解決。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山様   いつもお世話になっております。先程、お電話で連絡させて頂いたように、本日12/18に●●カードに連絡をし、補償適用するということが決定したとのことでした。近日中に、●●の●-●●●●サービスに反映するとのこと。この度は、敏速で的確なアドバイスを頂き、本当にありがとうございました。梶山様へ相談させて頂き、本当に良かったです。こんなことで2度とご相談しないよう、行動には今後気をつけます。P.S. 少額の残金は不要ですので飴代にお使い下さい。 ●●● ●●

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