作成者別アーカイブ: s-kajiyama

成功事例・銀座ボッタクリ被害・不当クレジット決済・カード会社の保険適用により和解

場所 東京都

日時 平成28年4月

事案 中央区銀座のキャバクラに1名で入店、会計時に店舗スタッフ(副支配人)に料金を確認したところ「15万円」との回答。そのままクレジットカードを渡し、その後は求められた明細にサインを行い、そして明細控えは封筒に入れられ手渡される。帰宅後にクレジットカード明細を確認したところ、15万円と説明を受けていたにも関わらず、約30万円の決済となっていることが発覚。クレジットカード会社に苦情を申し立てるも取り合ってもらえず、「決済代行業者若しくは店舗と協議してくれ」との回答のみ。

対応  クレジットカード会社、決済代行業者、ボッタクリ店舗、それぞれに内容証明郵便を送付し、各社の責任を追及のうえ決済金のうち15万円以上の部分をカットするように要求。その後はクレジットカード会社が調査を継続する。

結果 約4か月の後カード会社より連絡があり、カード会社の保険適用により不当決済部分が免除となり和解成立。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生、お世話になります。
●●●●の件、ようやく決着がつきました。
結果として、クレジット会社の保険で大半を賄う形となりました。
サポートいただき、本当にありがとうございました。
●● ●

ネット広告配信サービス・解約成功・残期間の広告費用(解約違約金)免除

日時 平成28年5月
場所 大阪府
事案 小売り業を営むクライアントが、広告業者の勧誘を受け、メール広告配信業者と広告契約を締結、保証金5万円を支払、その他毎月の広告費用は5万円、契約期間6カ月とした。勧誘時の説明としては「弊社が配信しているメール広告へ貴サイトへのリンク、商品画像を掲載しませんか」「広告1クリックにつき10円、上限50,000円で、毎月数千件のアクセスを誘導します」「貴サイトが販売している商品は優良なのでアクセス数を伸ばせば絶対に販売数は伸びます」というものであった。契約後、確かに当該広告を介して毎月約5千件のアクセスがクライアント運営のサイトにあったものの、3ヶ月経過も1件の問い合わせも無く、クライアントにて不審に思い調査した結果、なんとメール広告配信業者のメール広告を閲覧するユーザーは同車運営ウェブサービス(※※※※※)に会員登録、同社より配信されるメールマガジン掲載の広告をクリックする毎にポイントが付与され、それらポイントを一定数貯めることにより同サイト上で商品が割引、贈与される形となっており、つまりクライアントの商品広告はそれ自体の内容を殆ど考察されること無く、別途目的の為にアクセスの事実のみを重ねられていたこととなり、それが上記一切の実績を伴わない合計約1万5千件ものアクセスの理由であったことが発覚した事案。

対応 メール広告配信業者に対して内容証明郵便を送付し、民法上の詐欺取消を主張するとともに、契約解除に伴う違約金の支払いを断固拒否するとともに、現在までの既払い金全額の返還を要求。

結果 メール広告配信業者より即刻連絡を受け、現在までの既払い広告代金の返金は行なえないものの、残期間における広告費用と同額の違約金免除の提案を受け、クライアントにて同条件に承諾し解決。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
お世話になります。4月21日木曜日に書類送付、請求金額振込共に完了しております。報告が遅くなり申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
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書籍出版(自費出版)契約の解除・違約金支払い拒否・違約金なしにて和解成立

日時 平成28年5月
場所 愛知県
事案 個人として執筆活動を行っていたクライアントが、出版社からの勧誘をうけ書籍出版契約を締結したが、その後で解約を希望。最寄りの消費者センターに相談しても「事業者としての契約だからクーリングオフ出来ない。こちらではどうしょうもない。」との回答をうけ、当事務所へご相談。

対応 当事務所より出版社に対して内容証明郵便にて契約解除の通知を送付。それと同時に、「本件は申込より僅か数日が経過した段階であり、書籍の発行日時・部数・タイトル等一切が未定の現状における契約解除について、本契約書面に特段の規定無く、また同状況から貴社に何らか通常業務の範囲を超える損害が発生したとは判断されない」とう点を主張し、違約金の支払い拒否を通知。

結果 内容証明送付の約半年後、クライアントに対して出版社より違約金を請求することなく契約解除に承諾する旨の合意書面が郵送され解決。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
大変お世話になり、ありがとうございます。和解書を署名、捺印の上1部 送りました。(ポストに投函しました)本当にありがとうございます。感謝いたします。

成功事例・中古車両の不具合・車両売買契約の取消及び代金の返還成功

成功事例・中古車両の不具合・車両売買契約の取消及び代金の返還成功

日時 平成28年8月

場所 岐阜県

事案   大手中古車買い取り及び販売業者より「現状渡しですが問題無く乗って頂けます」との説明を受け、中古車を42万円で購入。納車直後から異音が確認出来た為、近隣ディーラーに持ち込み点検を行ったところ、エンジン内部のベアリング破損との診断結果。購入店に即時連絡のうえ対応を要求したが、「原状販売なので何も保証出来ない」との回答のみで何ら対応してもらえないという事案

対応   問題の販売店の本社に対して内容証明郵便を送付、契約時における店舗担当者の虚偽説明を理由に本件車両売買契約の取消及び車両引取り、そして既払い代金全額の即時返金を要求、万が一対応しない場合には本件車両売買契約代金と同額について損害賠償請求を行うとともに、業界団体に対しての指導要求を行うことを通告。

結果  本件車両売買契約金及び諸費用の合計金432,500円が販売店より返金され和解

クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になります。
5月10日に●リ●ーイ●●ーナ●ョナ●より金432,500円の振り込みを確認致しました事をご連絡致します。以前お伝えしました通り 最後まで謝罪は無く、店舗責任者(●●)の方からは、40万円で乗れる車は無いと担当(●●)に伝えた。欠陥があった事は認めるが、この価格で欠陥が無いわけがありません。そもそも●●さんは40万円で乗れる車があると思ったんですか? と馬鹿にしたように言われました。

事業者間の契約(HP制作・SEO対策・クレジット契約)の無条件解約

日時 平成28年5月
場所 東京都

事案 個人でサロンを経営するクライアントからの相談。自社のHP制作・SEO対策について勧誘を受け、当日に契約申込(クレジット契約含め)、勧誘時の説明では「顧客管理、集客メール配信、ポイント制導入等、御社の集客、売上げに貢献します」「モデル店舗として低価格での提供が可能です」「その価格で契約するには本日中に申込頂かなければなりません」とのことであった。しかし、契約後にインターネットで調査したところ、販売会社と同様の契約を締結し顧客管理システムを導入するも全く集客に繋がらなず、高額なクレジット代金のみ引落が継続しているという被害が多発している事実を確認し、当事務所へ相談。

対応 ご相談の時点では申込から僅か4日後でありシステム未導入であった為、即時内容証明郵便にて本件申込の取消を通知、同時に不当な勧誘行為であることを指摘したうえ違約金等の支払を断固拒否する旨を主張。

結果 内容証明送付の後、約1週間後に販売会社より契約申込書類一式が返却となり、無条件解約成功。

クライアントからのメール(原文のまま)
5月21日、書類を返却してもらい、解決しました。お世話になりました。ありがとうございました。