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「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「レオ●ター」「ラッ●ーガール」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号決済、カード紛失無し、被害金額(不当決済被害金額)約35万円、その他の被害(なし)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付)」「補償状況・1店舗は全額決済取消・残る1店舗は決済取消に応じず」

日時  2024年4月下旬の深夜~未明

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年4月●●日の午後2●時●●分ごろ、東京都港区浜松町の飲食店(本件とは無関係の店舗)にて会食を終え退店。

2、退店後に解散、被害者は一人で新橋へ電車で移動したところまでは意識があるものの、酩酊状態の為にその後は意識を失う。

3、次に被害者が意識を取り戻したのは翌朝午前●時ごろに新橋駅周辺の見ず知らずのレンタルルーム内であった。意識を取り戻した際、財布の中の現金やカード類の有無を確認し紛失したものはないことを確認。しかし、後日にクレジットカード利用明細を確認したところ、先日に被害者が酩酊となり意識を失っている間の時間帯に「「レオ●ター・金15●,●●●円」「ラッ●ーガール・金17●,●●●円」なる2店舗で約35万円もの高額決済が行われていることが確認され、本件不当決済被害が発覚。

4、即時クレジットカード会社へ被害報告。しかしカード会社の担当者からは「弊社では何も出来ないので警察に被害相談してください。」とのことで一切の対応拒否。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであり、また本件被害が発生した店舗「レオ●ター」「ラッ●ーガール」においては以前より同様被害が多発、一部の大手クレジットカード会社においては既にこれら2店舗にて利用制限を掛けている状態、さらに本件で不正利用されたクレジットカード会社において以前より同店での同様被害を多数把握している事実も確認出来ている状態であった。まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに店舗情報や店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。しかしクレジットカード会社は補償対応に応じない為、管轄警察署へ被害届の受理を要望(当事務所にて管轄警察署への被害相談時の対応、同様被害における被害届受理事例の提供など含め、被害届が受理されるようサポート)しかし管轄警察署にて本件不当決済被害につての被害届は正式受理とならず「相談受付」となる。その後、クレジットカード会社へ相談受付番号の報告を含め再度本件不当決済被害についての補償対応を要求。

結果  被害発生から約4か月後、クレジットカード会社より被害者へ連絡が入り、「1店舗「レオ●ター」が決済金全額の取消に応じた」とのこと。残り1店舗は取消に応じず、またクレジットカード会社も補償を引き続き拒否した為、被害者にて本件対応の終了を決定。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山様

お世話になっております。ご連絡ありがとうございます。私も担当者の口調から、弁護士への依頼や裁判を起こすことが現実的に難しい状況を見透かされているような印象を受けたのでとても悔しい気持ちで一杯です。*これまでの私たちの努力をあしらわれているように感じました。前々回の私と●●カード担当者の対応が良くなかったのかもしれません。レ●スターの請求が取り下げられたのにも関わらず、私が強めの口調で主張してしまったため、今回は先方も硬い印象を受けました。私も会員規約を読みましたが、まだまだ反論する余地もあるかと思いました。ただ、私自身の環境の変化がありまして、今回の件に対して精神的な労力を割く気力が無くなって来ました。また今回の電話でのやり取りからも、改めてこれ以上の時間を割くことに意義を見出すことが出来ず、お金で解決出来ることなら妥協したい気持ちになりました。ご依頼したのにも関わらず大変申し訳なく感じておりますが、ここでケースクローズにしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「レイ●ボー」「マー●フルへブン」「ル●」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失あり、被害金額(不当決済被害金額)約53万円、その他の被害(別途「現金」「鍵」紛失あり)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付・その他遺失物届)」「補償状況・クレジットカード1社は全額補償、他1社は補償検討中」

日時  2024年9月中旬の深夜・未明

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年9月●●日の午後●●時ごろ、東京都新橋駅周辺の飲食店(本件不当決済被害とは無関係)にて会食を終え退店。解散。

2、被害者が帰宅の為に新橋駅に向かって周辺の路上を歩いていたところ、アジア系女性キャッチより「5000円で飲み放題」との料金設定を約束する形で声をかけられ、強引に腕を引かれ近隣の飲食店「ル●」に入店。尚、入店時に「飲食代金の総額」として金5,000円を現金にて支払い。

3、入店後、被害者は店員より提供された水割りに口をつけた直後に突如として意識を失う。尚、被害者において通常水割り1杯で酩酊となることなどありえず、また入店時に明確に意識のある状態であったこと、後記する翌日の体調などから本件は薬物の混入が強く疑われる。

4、次に被害者が辛うじて意識を取り戻したのは翌朝早朝に帰宅した際あった。しかし酩酊状態でほぼ記憶が無い為、帰宅した後の状態を被害者が家族に確認したところ通常酔って帰宅した際と全く異なる状態であったとのこと。(起きた後も何を言っているか不明であり、同日の夜になってもフラフラとしている。)被害発生の2日後、被害者が明確に意識を取り戻した時点で自身の財布を確認したところ財布の中から「●●●カード」「現金」が紛失していることが確認され、さらに「鍵(束)」も紛失していることが確認された。直後、クレジットカード会社からの利用速報メールにて本件不当決済被害が発覚。●●●カード並びに●●●●カードへクレジットカード利用停止並びに再発行依頼。

5、本件不当決済被害発生地域を管轄する愛宕警察署にて被害相談。被害届は受理されず相談受付の対応のみ。

6、即時各クレジットカード会社へ管轄警察署での相談受付完了の旨を伝え本件不当決済被害についての補償要求を行うも各社とも補償対応拒否。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであり、また本件被害が発生した店舗「レイ●ボー」「マー●フルへブン」「ル●」においては本件と全く同様の被害が著しい数発生していること、そして大手クレジットカード会社は同事実を把握していることも確認済み。まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに各店舗情報や各店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約10日後、被害発生クレジットカード会社2社のうち1社より被害者へ連絡が入り、本件不当決済金について全額補償とのこと、他1社はその後も調査継続中とのことで連絡待ち。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山行政書士事務所 梶山様

お世話になっております。●●●●です。ご連絡ありがとうございます。本日、●●●●●●カード(●●●●)に対して電話連絡を入れました。同社、不正アフターデスクご担当者(●●様)へ内容証明通知書の確認を行いました。記載内容の確認を経て、通知書の内容・所轄警察(愛宕書)への被害相談(登録番号あり)などの状況を踏まえてカード使用(暗証番号による決済)ではあるが、今回特例として記載されている2件の高額請求に対してのカード会社による補償を行うとの対応報告を受けました。その後、スマートフォンのアプリによる●●月●●日支払い金額(¥49●●●●円)からRAI●●BOW:¥22●●●●円/Mir●●ful Haven:¥21●●●●円を差し引いた支払い金額(¥58●●●円)に変更されていることを確認しました。取り急ぎのご報告となります。本当にありがとうございました。なお、●●●カード側については現在調査中とのため今後の進捗を経て改めてご連絡・ご相談をさせていただければ幸甚です。引き続きのご助力の程、何卒よろしくお願いいたします。

「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「ロー●ル」「サボ●ン」「グラ●ドスター」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失なし、被害金額(不当決済被害金額)約63万円、その他の被害(別途「現金」紛失あり)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付)」「補償状況・クレジットカード1社は全額補償、他1社は補償拒否」

日時  2024年8月下旬の未明

事案(被害発生からの経緯)

2024年8月●●日の午後●●時ごろ、東京都新橋駅周辺での会食を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。

2、被害者が知人と周辺の路上を歩いていたところ、アジア系女性キャッチより「1時間、飲み・歌い放題で3,000円」との料金設定を約束する形で声をかけられ、被害者と知人にて近隣の飲食店「ロー●ル」に入店。

3、入店後、50分ほど飲食(1時間が経過する前の午後●●時頃)した時点で会計を行う。この際「席に着いた女性2名の数杯ドリンク代と、キャッチの女性の1杯を含む金額」分の追加料金とのことで現金にて金15,000円を支払い。その後に店員より「あと少し時間があるし飲み放題なんで飲んで」とのことで提供されたドリンクに口をつけた直後から突如として意識を失う。入店から初回清算時まで明確に意識のある状態であったことなどから、本件は薬物の混入が強く疑われる。また、同席の知人は被害者が意識を失った後のタイミングで別の女性店員より1人で店の外に連れ出されたとのこと。

4、次に被害者が意識を取り戻したのは翌朝午前●時に宿泊先ホテルの部屋であった。意識を取り戻した際、昨晩店員に勧められた水割りに口をつけた直後から突如意識を失ったことを不審に感じあらためて自身の鞄や財布を確認したところ、所持していた現金35,000円の紛失が確認され、さらに鞄の中や財布の中の各種カード収納状況が通常と異なる状態(無断で鞄や財布を物色されていることは明らか)であった。同時に各社よりカード利用状況を確認したところ、2024年8月●●日の未明、即ち被害者がキャッチに連れられ入店した店舗で薬物等により意識を奪われた後の時間帯で3店舗「ロー●ル・金16●●●●円」「サボ●ン・金25●●●●円」「グラ●ドスター・金19●●●●円」(全く入店した覚えの無い2店舗を含め)にて約63万円もの全く身に覚えのない高額決済被害が発覚。即時各カード会社へ被害報告するも一切補償不可との回答。

5、本件不当決済被害発生地域を管轄する愛宕警察署にて被害相談。被害届は受理されず相談受付の対応のみ。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであり、また本件被害が発生した店舗「ロー●ル」「サボ●ン」「グラ●ドスター」を含め、この時期に同地域においては本件と全く同様の被害が著しい数発生していること(「グラ●ドスター」においては本件被害発生日の前日に既に警察へ廃業の届を提出していたことも後日判明)、そして大手クレジットカード会社は「ロー●ル」「サボ●ン」「グラ●ドスター」での被害を含め多数の同様被害を把握していることも確認済み。まずは当職にて各クレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに各店舗情報や各店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約2週間後、被害発生クレジットカード会社2社のうち1社より被害者へ連絡が入り、本件不当決済金について全額(約43万円)補償とのこと、しかし他1社はその後も補償に応じず。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山先生

お世話になっております。昨日、●●●●カードから2店舗分の42●●●●円の補償が認められたとの連絡がありました!一番被害額あったカード会社の方で、まずはホッとしてます。これも梶山先生のご指導のおかげです、本当にありがとうございました!残る●●●とは、先週忙しくなかなか電話がつながらなく、グラ●ドスターの閉店の話を伝えられないでいるのですが、合わせて他社カードでは補償が認められた事も伝えたほうが良いですよね。グラ●ドスターは、警察の担当も直ぐ名前わかったぐらいの店なんで、なんとか補償認めさせたいですが、●●●はもともと対応が少し誠意が感じらないところがあり、全く安心は出来なく、後はこちらの件に全力で取りかかりたいと思います。まだもう一案件続きますが、引き続きよろしくお願い致します。●●

「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「マー●フルへブン」「レイ●ボー」「シリ●ス」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失なし、被害金額(不当決済被害金額)約120万円、その他の被害(なし)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付)」「補償状況・クレジットカード1社は全額補償、他1社は補償拒否」

日時  2024年9月下旬の未明

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年9月●●日の午前●時●●分ごろ、東京都新橋駅周辺での食事を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。

2、退店後、帰宅の為に被害者が周辺の路上を歩いていたところ、アジア系女性キャッチより声をかけられ、そのまま腕を引かれる形で近隣の飲食店「マー●フルへブン」に入店。入店時、とくに料金説明は無。

3、入店後、最初に店員よりショットグラスにてドリンクを強引に飲まされ、通常と異なる苦味があったことから不審に感じるも直後から突如として意識を失う。尚、被害者において通常アルコールドリンク1杯で酩酊となることなどありえず、また入店時に明確に意識のある状態であったことや提供されたドリンクについて明らかに通常と異なる強い苦みがあったことなどから、本件は薬物の混入が強く疑われる。

4、次に被害者が意識を取り戻したのは同日早朝に同じ店内であった。その際、被害者にて会計について店員に確認すると「支払い済み」とのことであった為にそのまま退店。その後は最初に声を掛けてきたキャッチに連れられ近隣のマッサージ店「シンバシボデイサロン」に入店、そこでマッサージを受けた後はマッサージ代金25,000円をクレジットカード決済にて支払い退店。

5、帰宅後に就寝。同日午後2時過ぎに自宅にて意識を取り戻した際に各クレジットカード会社からの利用速報メールを確認したところ、昨晩に被害者が意識を失っている間に3店舗「マー●フルへブン」「レイ●ボー」「シリ●ス」にて約120万円もの全く身に覚えのない高額決済が行われていることが確認され、本件不当決済被害が発覚。即時各カード会社へ被害報告するも一切補償不可との回答。

6、本件不当決済被害発生地域を管轄する愛宕警察署にて被害相談。被害届は受理されず相談受付の対応のみ。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は同地域での被害として典型的なパターンであり、また本件被害が発生した店舗「マー●フルへブン」「レイ●ボー」「シリ●ス」を含め、この時期に同地域においては本件と全く同様の被害が著しい数発生していること(この中で「レイ●ボー」に関しては2024年7月10日に本件と同様の不正行為により摘発された「エンジェルエース」なる店舗と共謀し酩酊状態の客のクレジットカードを不正に使用し高額決済を行う行為を行っている店舗として管轄警察署において重要な捜査対象となっていることも確認)、そして大手クレジットカード会社はこれらの店での被害を含め同地域で多数の同様被害を明確に把握していることも確認済み。まずは当職にて各クレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに各店舗情報や各店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約2週間後、被害発生クレジットカード会社2社のうち1社より被害者へ連絡が入り、本件不当決済金について全額(約90万円)補償とのこと、しかし他1社はその後も補償に応じず。

クライアントからのメール(原文のまま)

お世話になっております。●●●●カードから電話がありました。●●●●カードで暗証番号決済のマー●フルヘブン・金39●●●●円、シリ●ス・金49●●●●円について、利用者本人への請求はしないとのことでした。本来、暗証番号決済、カード紛失なしなので、基本的には補償対象外であるが、新橋界隈で同様のケースが頻発しているため、今回は請求しないこととする。とのことでした。また、今回は異例の対応で、次回以降同様のケースがあった場合は、本人の管理にも問題があるので対応しないとのことでした。●●●●カード請求分が割合として大きかったので、一旦安心しています。梶山先生に対しても、対応ありがとうございました。もちろん、●●●への対応は少し長くなりそうですが、続けていきます。以上、よろしくお願いします。

「被害発生場所・新橋」「被害発生店舗名・「マー●フルへブン」「スナ●ク エン」「スマ●ル」」「被害詳細・昏睡に乗じたカード窃盗、不正カード利用、暗証番号入力決済、カード紛失なし、被害金額(不当決済被害金額)約117万円、その他の被害(なし)」「警察による被害届受理状況・未受理(相談受付)」「補償状況・クレジットカードにて全額補償」

日時  2024年9月中旬の深夜から未明

事案(被害発生からの経緯)

1、2024年9月●●日の深夜、東京都港区赤坂周辺での会食を終え飲食店(本件不当決済被害とは無関係)を退店。解散。

2、解散後、帰路につくも被害者はアルコール摂取による酩酊状態になり、意識・記憶を失う。

3、次に被害者が意識を取り戻したのは翌日の早朝に周辺の路上であった。意識を取り戻した際も著しい体調不良、そして昨晩に意識を失った状態であったことに不安を感じ即時自身の財布を確認したところ、財布の中の各種カードの収納状況が通常と異なる状態であった。

4、念の為に各クレジットカード利用の状況を確認したところ、2024年9月●●日の未明、即ち被害者が酩酊となり意識を失っている間の時間帯に「①スナ●ク エン・金15●●●●円」「②マー●フルへブン・金31●●●●円」「③スマ●ル・合計(3回)金50●●●●円」「④店名不明・金19●●●●円」なる4店舗にて約117万円もの高額決済被害が発生している事実が発覚。即時各カード会社へ被害報告するも一切補償不可との回答。

5、本件不当決済被害発生地域を管轄する愛宕警察署にて被害相談。被害届は受理されず相談受付の対応のみ。

上記の経緯後、同様事案について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件は赤坂周辺で意識を失った事案であったが、被害発生店舗名を確認すると新橋地域で同様の被害が多数報告されている店舗であった。そして大手クレジットカード会社はこれらの店での被害を含め同地域で多数の同様被害を明確に把握していることも確認済み。まずは当職にてクレジットカード会社宛ての内容証明郵便を作成、本件被害詳細を通知するとともに各店舗情報や各店舗での飲食詳細や決済方法を確認出来る資料(注文伝票、決済伝票、その他)の開示を要求。同時に本件不当決済金についての補償対応(チャージバック申請、クレジットカード会社による補償、その他含め)を強く要求。

結果  クレジットカード会社へ内容証明郵便による補償要求を行ってから約1か月後、被害発生クレジットカード会社より被害者へ連絡が入り、本件不当決済金について全額(約117万円)補償とのこと。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山先生

●●です。お世話になっております。以下、長文になりますが、ご容赦頂けると幸甚です。クレジットカード会社(●●●VISA)から本日(10/●●)以下の電話連絡がございました。以下、要旨になります(業務中の急な電話で、メモを取りきれず、電話の内容、会話そのものでなく、要旨になりますことご容赦下さい)

ーーー会話内容ーーー(先方・先日と同じマ●ダ氏)

(先方):関係部署と協議をした。:今回の一連の処理は、暗証番号で決済もされている。当社としては、「手続きとしては、問題ない」という見解である。:一方、「警察にご相談されている」ということ、「同様の被害相談」もあり、今回の5件は、「特例中の特例」として、支払請求を行わないこととさせて頂きたい:その前提で社内関係部署に伝達を行いたい。

(●●):確認させていただきたい。それは、私(●●)に請求しない、ということになるか。この費用、発生金額はどこにいくのか?:また、対象は、6件ですよね?

(先方):対象、6件です。:言葉を選ばずに言うと、当社で(負担を)かぶらせて頂くことになる:今回は、「特例中の特例」であり、今後、類似のことが起きた場合、それは、(メモ取りきれず)当社としても、考慮できなくなる(という旨のご発言。2度目はないぞ、という趣旨理解をしています)

(●●):こんなことを言えた立場ではなく、起きたことに対して、恥ずかしい立場でもあるのだが、今回、起きたことに対して、改め考えると、納得いっていないこと、思うこともある

:警察には、被害”相談”のステータスだが、今後、他の方の為にも・根絶のために被害”届”を出すことも検討したい、という思いがあるのですが、そのために利用明細の詳細情報を要請できますか?

(先方):それを行うには、●●さんに、一度、当社から、支払請求をさせていただくことになる。請求が必要になる。:正直、当社にとっても、手間がかかるんですよね。利用情報の詳細に対応することは。すごく時間も、負荷もかかるんです。また、こうした事例、少なくはないんです。今回、こういう「異例中の異例」の判断として、手間暇という観点もああります。

:警察にも相談されている、ということも鑑みて、今回、当社としても、「異例中の異例」の対応をしている。:(認識頂きたいのですが、というトーンで)今回の対応は、「異例中の異例の対応」として、提案させて頂いている

(●●):「特例中の特例」ということ、理解いたしますし、ご検討、感謝致します。:また、自分のカード・契約で、同じような事例が起きると、「悪質なカード使用者」として、みなされることも理解致します。:基本、ご提案を受ける、として考えたいと思います。:同様の事例が少なくない、ということですが、今回の事例のお店・請求先でしょうか?

(先方):同様の事例はあるんですよね。当社の提携先でないお店の事例ふくめて。(あまり触れてほしくない、というトーンで):繰り返しですが、今回は、特例中の特例なんです。警察にもご相談をされているということもあり。:それでは、本件は、この会話の内容で終わらせて頂きたいと考えています。(蓋しめです、というトーンで)

(●●):ご対応・ご検討、ありがとうございます

ーーー上記が、主な会話内容になりますーーー

■先方として、

・(先方コメントにはなかったですが…)専門知識をお持ちの方に相談させて頂き、文書で申し入れをしている・特例中の特例・警察にも相談をしている、ということを、繰り返し、強調されていた認識です。

■お礼・お伺い

率直に申し上げ、上記カード会社の反応を想像できておりませんでした。昨日いただいたご返信の記載の通り、「まだまだこれからですが」を想定しておりました…。今回、改めてですが、ご相談を受け付けて頂いたこと、ご対応・ご支援を頂いたことに、感謝申し上げます。率直に申し上げ、Webで検索して出てくる複数の弁護士事務所さんにもE-mailで相談をしたのですが、正直、後ろ向きなコメントばかりでした。(1つの事務所を除き)

●先生・警察へのご相談に際し、:馬鹿なのは自分じゃないのか。自分のせいじゃないのか?

:こんなことを相談に行っていいのか?:これは、自己責任の結果じゃないのか?甘んじて受けなければいけないことなのではないのか?:授業料と思わなければいけないのではないか?

と、かなり自己批判・躊躇いながら、ご相談をさせて頂きました…。一方、上記にも記載させて頂きましたが、今回の先方回答に、「専門知識をもった方に相談をしている。文書で申し入れが入っている」といことが、大きな要素だったか、かと思っております。改めて、ご支援を頂いたこと、御礼もうしあげます。

●今後のことにについて(ご相談):やりとりが電話の口頭であったこと、少し心配をしております。(先方は証拠録音をされているかもしれませんが…。):現状、Webで確認できる、小職宛の請求には、まだ、今回ご相談の請求金額が残っています。こちら、請求金額が消えることが、確認できるまで、待ちたいと思います(11月が請求支払予定日になっている認識です):念のため、上記、ご担当者様の「関係部署への伝達」が、小職の実際の請求に反映されることを待ちたいと考えていますが、よろしいでしょうか?(実際のカード会社の措置の確認、お時間を頂くことになりますが、お待ちいただけますでしょうか?)

以上、長文恐縮ですが、状況のご報告になります。