カテゴリー別アーカイブ: 成功事例

成果が出た一部の依頼について、クライアント様の承諾を得て掲載しています。

出会い系サイト被害(異性との連絡先交換の為のポイント代金)・一部返金にて和解

日時 2020年4月

場所 青森県

事案   典型的な出会い系サイト「異性との連絡先交換」の為に多額のポイント代金を消費するパターンの被害事例。合計被害額は293,000円。経緯としてはSNSを介して業者のサクラより「一般人・女性」を装い連絡があり、その後に特定の出会い系サイトに入会させられ、そこで連絡を取り合うようにされる。その後、「異性会員とプライベートの連絡先を交換する」為とのとこで、サイト内で連絡を継続する為にポイントを購入するも、一向に連絡先の交換に至らず気がつけば多額のポイント代金を振込していまっていた事案。

対応   本件はサイト運営会社が主導で不当にポイントを購入させる最も典型的な詐欺のパターンであり、サイト運営会社に対して振込金全額の即時返金を内容証明郵便にて請求、同時にメール送信においてもプレッシャーを与える。

結果   何度かのメールのやり取りにより、最終的に被害金のうち金13万円を1ヵ月以内に返金との条件で和解、その後は1ヵ月後に和解金の振込が確認され解決。

クライアントからのメール(原文のまま) 本日、サイトから130.000円の振り込み確認しました。サイトからのコメントやメールは一切ありませんでしたが約半分位のお金を取り戻せたので安心しました、本当にお世話になりました。ありがとうございました。 iPhoneから送信

マンション売買契約の解除(クーリンフオフ不可の事案)・無条件解約に成功・手付金全額返金に成功

日時 2020年3月

場所 東京都

事案  中古マンションの売買契約。本件は非常に悪質な事案であり、中古マンション購入の経緯としては以下である。

1、転職を希望するクライアントが「大手転職サイトのネット広告」を見て、ある人材派遣会社へ就職申込を行う。

2、申込した人材派遣会社担当者と面談のうえ内定を受ける。

3、その際、担当者とは別に同社の「会長」と名乗る人物が登場し「弊社の社員には不動産資産を保有してほしいと考えており、是非とも就職にあたって不動産の購入を検討してほしい。不動産購入の仲介手数料やリフォーム代、そして毎月の家賃補助、これは私が負担を約束する。」などと説明のうえ、何故か内定企業から不動産売買についての勧誘が開始。

4、内定を取り消しされたくないクライアントは言われるがまま不動産物件の内見をさせられ、その後は内定をもらった人材派遣会社の事務所ではなく別の不動産会社に連れていかれたうえ、現在のカードローンなどの債務を完済させられたうえ(完済の為の費用は内定を出した会社が何故か負担、同時にクライアントが内定先会社担当者から借りた形の借用書を交わす)、住宅ローン申込をさせられる。※同時に「金融機関からの書類が届いたら開封せずに持ってくるように」といった指示を受ける。

5、その後、後日面談として呼び出された際も今度は別の不動産会社の事務所に連れていかれ、そこで不動産売買契約書にサイン。手付金は内定をもらった会社の担当者が不動産会社へ支払。同時にクライアントが内定先会社担当者から借りた形の借用書を交わす。※「不動産売買契約が成立したら手付金の返済は免除」との説明を受ける。  

本件は不動産業者の事務所で契約書にサインしている為、クーリングオフの適用事案ではない。しかしながら一連の経緯により、本件は転職サイトに広告を掲載のうえ、応募してきた転職希望者に内定を出し安心させ、本当の目的である不動産販売を行うという著しく不適切な勧誘方法であることは容易に判断出来、不審に感じたクライアントのご家族より不動産売買契約の解除について経験豊富な当事務所にご相談いただいた。

対応  本件が非常に悪質な不動産販売方法であることは容易に判断出来るものの、明確な違法性の立証は困難であり、非常に対応が難しい事案であった。しかし、ご家族及び本人の強い希望により契約解除に向けて対応を開始。まず最初に、本件はローン審査が最終段階であった為、即時ローン会社へ連絡のうえローン申込撤回を伝える。同時に売主である不動産業者へ内容証明郵便にて「不動産売買契約の申込撤回及び手付金の返金」を通知。その中で、手付金の即時返金に応じない場合、一連の不当な不動産販売方法について同様被害者を他に多数募ったうえで争っていくこと、そして本件被害を監督官庁及び関連団体に対して報告する旨を明確に記載。また、内定を出した人材派遣会社に対しても内定辞退の通知を送付のうえ、同社が立替え支払している不動産売買契約における手付金は不動産業者よりクライアントへ返金され次第に返金する旨、そして今後において争いとなる場合には、不動産業者に対してと同様に一連の不当な不動産販売方法について同様被害者を他に多数募ったうえで争っていくこと、そして本件被害を監督官庁及び関連団体に対して報告する旨を通告。

結果  内容証明郵便が不動産業者に送達した翌日、同社より突如手付金全額がクライアントの指定口座に振込返金となり、またその翌日には契約解除書面が届き(申込関連書類一式も返還)、同書にクライアントが署名押印のうえ返送。そしてその後は内定を出した会社より手付金の振込口座指示がLINEで届き、不動産業者から返金された手付金をそのまま内定を出した業者の指定口座へ振込、以上の対応にて本件は即時解決となった。

クライアントからのメール(原文のまま)

お世話なっております。先方に連絡をしたところ契約は解除されているとのことでした。書類については第三者が契約解除の連絡をしたようでそれが本人ではないため自宅に確認の書類を送ったようです。※私が最初連絡した時点で書類は送られていた。以上となります。ご確認お願い致します。 ●●

大手中古車販売業者運営の個人売買システム(●●●●フリマ)にて購入した中古車、納車直後の不具合・契約解除・販売会社が売買代金と同額での買取りにて解決

日時 2020年3月

場所 茨城県

事案   大手中古販売会社との間で売買契約を締結。契約を決定した理由としては販売店担当者から「もし納車前にオイル漏れ等の不具合があれば納車前に連絡します。」との適切な対応を約束された為であった。尚、同社運営の車両個人売買システム(●●●●フリマ)を介した形で購入。後日、近隣の支店経由で車両が納車さらる。しかし納車の時点でエンジンの掛かりが悪く、納車店舗、販売店舗(同大手中古車販売業者他支店)、●●●●フリマ事務局、各所に合わせるも対応がなく、最終的に販売店舗担当者より「最寄りディーラーにて点検せよ」との指示を受け、正規ディーラーにて点検を実施。そうしたところエンジンの掛かりが悪い原因は不明なものの、その他に重大な欠陥として「車両のフレーム(腹下部分)に錆が酷く、既に錆びで穴が空いている状態。フレームが折れる恐れがあり整備点検用のリフトにすら乗せられない。今後走行中に腹下を擦ったり、曲がる際の遠心力で折れる可能性が高い」という状態であることが発覚。その為、●●●●フリマ事務局に報告のうえ対応を要求するも、同社担当からは「個人売買の契約にのっとって、対応は何も出来ない」との回答にて一切の対応を拒否される。

対応   本件は大手中古販売会社運営の車両個人売買システム(●●●●フリマ)を利用しての購入であったが、売主は個人ではなく同社別支店であり、その場合には同社より車両を購入したものであることとなるのは当然であって、そもそも同社の車両個人売買システム(●●●●フリマ)規則にも同様の記載があった。その為、内容証明郵便にて同規則を指摘のうえ、本件が個人売買ではなく事業者と消費者との契約であることを主張、さらに当該車輌には納車時点から安全走行不可能な重大な不具合がシャーシ部分及びエンジン部分に存在したこと、そして同車両の状態を販売店が知らないことはあり得ず、故意に当該車両の不具合を消費者に伝えずに販売したことを理由に本契約の取消を通知、当該車両の引取り及び契約代金全額の即時返金要求。

結果  内容証明郵便の発送から約2週間後、販売会社が当該車両を販売価格と同額で買い取る形で和解。その後は即時車両の回収及び買取り代金の振込が確認され解決となった。

クライアントからのメール(原文のまま)

梶山様 完了の報告です。 3月19日 売約契約書等の書類郵送 3月20日 車両引き上げ 3月24日 398000円入金 ●●

ビジネスリース契約(PCネットワークセキュリティ)の契約申込撤回(リース契約の無条件解約)に成功・機器設置済み

日時 2020年3月

場所 京都

事案     小規模法人の方からの相談。リース契約トラブルの典型被害。営業マンより「貴店にて使用する顧客情報を取り扱うネットワークにセキュリティが掛かっていない状態であり、至急セキュリティ機器を導入しないと顧客情報の流出等、多大な被害が発生する」との説明を受け、即時リース契約の申込。後日にセキュリティ機器設置。しかしながら、その後に確認したところ、顧客情報を保管するPCはインターネット及びネットワークに接続されておらず、さらにネットへ接続する際は専用回線を使用するシステムとなっていることが発覚。そこで、同様事案において経験豊富な当事務所に相談。

対応      本件は既に機器の設置済みではあったが、リース会社からの確認連絡前の段階であった。その為に内容証明郵便を販売店へ送付。現時点でリース契約の未成立を主張、併せて契約申込の撤回理由は営業マンの虚偽説明であることを主張し、違約金の支払いを拒否。機器の撤去を含めた原状回復工事及び契約書面の返却を要求。

結果 内容証明郵便が送達した後、数日後には販売会社からの連絡が入り、リース契約申込の撤回、機器の回収、契約書面の返却が行われ、本件無条件解約が成功。

クライアントからのメール(原文のまま)      

梶山先生    今回の件では大変お世話になりました。ありがとうございます。通常は営業電話は全て断っておりました。エアコンのリースはまだしも、マンション経営、学習塾の経営など本業に関係ない営業電話のなんと多いことかとうんざりしています。ですが会社での日常に必要なあることでの「基本料が安くなる」という、契約会社変更の手続きに絡めた、「リース」と口に出してこない方法で、契約変更の手続きに見せかけた方法によって別件のリース契約書にサインしてしまいました。気が付いたのは販売会社が機器を設置終了した直後で、販売会社からは「法人契約なので機器設置後の解約は出来ない」という説明を受けました。リース会社にはまだ契約を締結する返事をしていませんでしたので、販売会社には返事を可能な限り先延ばして色々調べました。返事をする当日、妻がインターネットで検索したある所から梶山先生の事務所を紹介して頂きました。梶山行政書士事務所HPを拝見した妻から、「大変良く似た事例が紹介されている」と連絡があり、正に藁をもすがる思いで依頼させて頂きました。それからは先生の迅速な対応のおかげで、翌日早々に販売会社から契約書の原本は返却され、機器の撤去、回収するとの連絡があり、契約は解消されました。梶山先生への電話相談料は基本料に含まれているので、何回でも相談できたのが大変心強かったです。心配事や悩みがある状態ではやはり業務に支障をきたします。 「自分は詐欺にひっからないと思っている人ほど危ない」という言葉はずっと疑問に思っておりましたが、本当のことだと分かりました。会社の実印と銀行印のケースに「リースはダメ」と書いたメモを貼りました。これで絶対大丈夫とは言えないと思いますが一応の対策を施しました。当然ですがリースは当方から依頼する件のみです。 契約書を保存するファイルを販売会社は置いていきました。本当は見るのも嫌なのですが、契約書の原本をシュレッダーにかけた後、今回のことを忘れないようにするために棚に保管してあります。 改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。 

「スマホ用オリジナルアプリ製作」「集客システム」「顧客管理システム」「集客メール配信」「ポイント制導入」「SNSを使った広告のサポート」など一連のサービス一式についての売買契約(支払はクレジットカード決済)、契約代金約45万円のうち解決金として15万円の支払にて契約解除(残金約30万円免除)

日時 2020年3月

場所 ※※

事案  個人事業主の方からの相談。同様のご相談における典型的な勧誘文句にて勧誘を受ける。具体的には「弊社が貴社専用アプリを制作、ポータルを介した広告配信、顧客の囲い込みを行うことで確実に集客、売上が向上します」「貴店を介して専用アプリをインストールされた顧客、また同顧客が紹介し同じくアプリをインストールされた顧客についても、貴店舗、更には他の登録店舗でもクーポン利用により、広告収入が入ります」「利用顧客も多く、更に増加中である為、大きな利点が見込めます」「月額1万円ほどの分割(リボ)支払が可能、本来の金額である498,000円より60,000円値引きするので分割(リボ払い)手数料を含めた支払総額でも498,000円以内となる」「クレジットカードならばポイントも付くし今なら5%還元も受けられます。どうせ一括で支払うにしてもクレジットカードの方がお得です。」「毎年行われている補助金制度も今年もあると思いますので、ぜひ補助金を貰えるお手伝いをしますので補助金をゲットしましょう。そしたら、分割でも一括支払いで返済すれば良いですし。」といった内容。しかし、クライアントがクレジットカード決済にて支払を行った後になり、「支払条件が一括支払」であり、「分割支払へは当方自身で手続きが必要である」こと、そして「月額1万円の支払とした場合、分割手数料を含めると当初説明を受けた金額である498,000円を大幅に上回る支払総額となる」事実が発覚。さらに調査をすすめると、本件と全く同様の勧誘文句で契約するも、当初約束された集客や収入増加の効果が得られないとする顧客が以前より全国に多数存在する事実も発覚。そこで同様被害について経験豊富な当事務所へご相談。

対応  本件はシステム導入から数ヶ月が経過したものではなく、申込の直後であった。まずは内容証明郵便にて販売会社へ本契約の取消を通知。契約取消の理由としては「毎月の支払金額」という重要事項については販売会社担当者が事実とことなる条件を説明したこと、さらには提供を受けるシステム自体に勧誘時に約束された集客効果が無い可能性が著しく高い事実が明らかになったこと、以上の点を強く主張。

結果   内容証明郵便の発送から比較的早い段階で販売会社の代理人弁護士より15万の解決金支払にて契約解除を受け入れる提案が届き、クライアントにおいても早期解決を希望し提示を受けた案を受け入れた。

クライアントからのメール(原文のまま)

ご無沙汰しています。お世話になっていた件ですが、無事に2月28日に振り込みがありました。●●●●側からの連絡等はないままでしたが和解書の通り月末までに、438000円のうち解決金15万円を引いた288000円の振り込みが確認できました。梶山さんのおかげで全額の返金とまではいきませんでしたが、半分以上の返金対応まで出来た事に感謝致します。解決金15万円は人生の勉強代だと思って、次に同じ事が二度とないようしていきたいと思います。仕事と家庭のバタバタに終われ、振り込みの確認、連絡遅くなり申し訳ありませんでした。はじめての電話連絡からその後のメールのやり取りなど、こちらの不安な質問やつぶやきにも丁寧に答えて頂き不安だった気持ちも落ち着いて日々がおくれるようになりました。本当にありがとうございました。