カテゴリー別アーカイブ: 成功事例

成果が出た一部の依頼について、クライアント様の承諾を得て掲載しています。

集客ソフト(集客システム)の売買契約(ビジネスクレジット契約)、無条件解約成功

日時 平成29年11月

場所 千葉県

事案 個人事業主(サロン経営)の方からの相談。「集客効果」を謳ったシステムの勧誘として典型的なパターンの内容。訪問時の業者営業マンの勧誘文句としては「弊社のシステムを導入することで顧客管理、集客メール配信、ポイント制導入等、御社の集客、売上げに貢献します」「モデル店舗として低価格での提供が可能です」「御社のHP作成、フェイスブックページ、インスタ、LINE、お客様と相談しながら全て弊社にて作成します」といったもの。しかし、契約から2カ月以上放置のうえ、さらには写真などの資料提供も不十分な状態で「HPやその他のページが完成した」などと突如連絡を受けた為、販売業者の説明内容に疑問を持ち調査すると、全く同様の勧誘にて契約し同システムを導入するも全く集客に繋がらなず、高額なクレジット代金のみ引落が継続しているという被害が多発している事実を確認し、同様事案を取り扱った経験がある当事務所へ相談。

対応 本件は申込から時間が経過していたものの、システム構築の資料となる写真未提供の状況で、さらにはクレジット会社も未定の状態でご相談頂いた為、即時内容証明郵便にて本契約の取消を販売会社へ通知。

結果 内容証明送付の数日後に販売会社より連絡があり、合意書を交わしたうえで無条件解約に成功。

クライアントからのメール(原文のまま)
先週は大変お世話になりました。先日、株式会社グ●●●●ップより解約の書類が届きました。一応記入前に確認して頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
確認ありがとうございます。記入して、念のためコピーしてから返送します。
この度はお力添えいただき、ありがとうございました。今後、気をつけます!
何かありましたら、またご相談させて頂きます。
ありがとうございました。

情報商材(投資ソフト)トラブル・クレジットカード決済金全額の返金に成功

日時  平成29年11月

場所  神奈川

事案  販売会社が公開しているSNS広告及び配信メール、その他より「米グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社は、囲碁の世界トップ棋士を次々と破った人工知能(AI)のアルファ碁を上回る最強AI「アルファ碁ゼロ」を開発したことを明らかにした。AIのプログラムを改善し、従来のアルファ碁と違ってプロ棋士らの対戦データ(棋譜)を一切学ばず、自分対自分の対局を繰り返して打ち方を独学する。わずか3日間の学習で従来のアルファ碁に100戦全勝した。研究成果が19日の英科学誌ネイチャーに掲載される。だからAIは素晴らしい。中野哲平さんは世界トップレベルのAIプログラマーだから本物です。その中野氏が開発したシステム」「上がろうが下がろうが 「利益」を出せる最強の仕組みですね 。AI(人工知能)の世界的権威を持つ 中野さんが年末までに完成し 200万近くで販売する予定のものを 限定で「ビットアカデミー」にも そのままの金額で提供してくれるんです 。平成29年8月30日限定100名のみ販売」「AIビットトレーダーを起動させるだけで、次の日から儲かります」「素人でもできる簡単な設定」「特典・チームTによるツール設置解説ウェビナーの開催・リアル対面ツール設置ワークショップ・徹底メールサポート」との説明があった為、何等か特別な知識がない素人でも金融取引にて高収入を得る方法を提供してもらえると錯誤し申込を行い、クレジットカードにて金298,000円を決済。さらに関連会社に運用資金として金50,000円を預託。しかし、実際に提供されたソフトを起動するも利益を上げる動きがなく(VPSから「注文通知メール」が来ても実際には注文されず)、クライアント様から販売会社に対応を要求するも「これからちゃんとした対応をします。バージョンアップは随時します。AIの学習中なのでそれまでは資金を減らして運用してください。学習すれば増える。」などと回答するばかりで具体的な対応についての指示や状況改善策についての指導が行われない状況が継続、結果的に一切の利益が発生しない。

対応  本件は販売会社が営業を継続している状況であり、即刻内容証明郵便にて販売会社の違法勧誘(消費者契約法違反・特定商取引法違反・民法上の詐欺取消)を理由として契約取消及びカード決済取消通知を送付、しかし期日までに対応が無かった。その為、即時クレジットカード会社に対して支払停止抗弁書を内容証明郵便にて送付(本件決済は分割支払に設定されていた為)、販売会社への調査確認及びカード決済取消対応を強く要求。

結果  クレジットカード会社への内容証明郵便発送の約1週間後、販売業者から返金を約束する内容のメールが届き、さらにその数日後に指定口座へクレジットカード決済金全額の返金が確認出来、解決。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山先生
●●●●です。
販売店から入金されていました。
やっと解決しました。ほんとにほんとにありがとうございます。
梶山先生の声があったかくて始めて相談した時涙が出ました。
そのあと内容証明や抗弁書といろんなアドバイスとともに相手に連絡するためのメールの内容までも助けていただきました。
解決は梶山先生がいなくては絶対にありえなかったです。
はじめてのことでしたが梶山先生の存在が心強かったです。
10月30日に依頼して、11月21に完全に解決しました。
年末年始頃にはなってしまうと思っていました。
まさかこんなに早く解決出来るとは思いませんでした。
言葉では言い表せないくらいの感謝でいっぱいです。
誰かが何かに困ったら是非紹介したい。そんな先生です。
うまく伝えられなくて申し訳ありません。
ほんとにほんとにありがとうございました。
心から心のそこからの感謝です。
もう高額商材には騙されません。
そして特定商取引法の恐ろしさも理解できました。
いろんな勉強もできました。
これからもたくさんの人を助けてあげてください。
ほんとにありがとうございました。

※以下、販売業者からのメール

●●●●様
AIビ●トトレ●ダー決済窓口●●●です。
大変お待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
先ほどグ●●バルから返金処理の承諾が出たので、ご返金手続きを取らせていただきます。
つきましては以下のご記入をお願いできますでしょうか。
・返金希望のご理由
・ご購入時のお支払い方法
(銀振一括/銀振3分割/クレジット一括/クレジット分割)
・銀行名
・支店名
・口座種別
・口座番号
・口座名義
お忙しい中、お手数ですが、ご確認のほど宜しくお願い致します。
ご返金には、可能な限り早く処理を行いますが念のため最大5営業日いただいておりますので
ご承知置きのほどよろしくお願い申し上げます。返金処理が完了しましたらご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。

海外(上海)飲食店(カラオケ・風俗)ぼったくり被害・約38万円の不当クレジット決済。現金1000元。保険適用にて全額保証

場所 神奈川県

事案 上海でのボッタクリ事件としては典型的なパターン。経緯としては以下。
(1)平成29年11月9日の午後9時ごろ、上海宿泊先のホテル前にて男性から「400元にて女性が接客してくれお酒が飲める店がある」との勧誘があり、最初断りを入れたところ、近くだから店を覗くだけで良いからと強引にタクシーに同乗させられる。その後、タクシーにて10分程度の場所で降ろされる。その際クライアント様は飲酒おらず、意識もはっきりしていた。
(2)午後9時10分ごろに店に到着、入店。
(3)店舗が怪しかった為にクライアント様退店を申し入れたが6畳ほどの個室に連れていかれ備え付けのソファーに座らされ、そのまま現地の中国女性一名と共に部屋に閉じ込められる。その後、女性がやたら体を触ってきていたが、言葉も通じない為、入店後30分程度にてクライアント様は退店を希望したところ、女性が携帯にて電話を掛け、突如個室内に男性7名が押入り、金額不明のままカード決済を要求され、カードを出すように要求される。
(4)クライアント様が「金額不明のままでは、決済できない旨を伝えたところ、そのまま個室に監禁、パスポートを含めた荷物を没収され、さらに肩などを殴られながら「痛い目に合うか」「カードを提出するまで絶対に退店させない」と脅迫され続けた。尚、約4時間ほど監禁され、その間は個室に見張り役の男性がおり、荷物も没収されていた為に外部との連絡も経たれていた。また、監禁されている間、大音量にて中国現地の音楽が流れており、外部の状況も全く伺いしれなかった。
(5)長時間の監禁中に日本語が話せるマネージャーと呼ばれる男が1時間おきに現れ、「このままじゃ帰れない、この店は売春目的の店なので、中国警察に捕まる、このことが明るみになればあなたも会社にいられなくなる、家族にばれたら大変なことになる」などの話を聞かされる。クライアント様で身の危険を感じ、最終的にクレジットカードを渡したところ即暗証番号を入力させられる。その後は決済金額の確認はおろか、クレジットカード自体も没収され返却されず。また、財布に入っていた現地紙幣にて1000元の紙幣を強奪される。
(6)日をまたいで11月10日の午前2時ごろに解放。
(7)クライアント様がホテルに帰宅後、恐怖感からパニックになりながらもなんとかカード会社へ連絡、その時点では当然現地ホテルであった為に犯罪者集団からの仕返しを恐れ、カード会社に対しては「クレジットカードの紛失・そのような高額請求をうける理由について覚えが無い」と報告、カード利用の停止を要求。その際に不正利用の有無があるか開示を求めたところ、「明細が上がっていないので答られない」との回答があり、サインをしてないのであれば、請求されないとの説明を受ける。
(8)帰国後、11月14日 web明細にてSHANGHAI FOUR SEASONより金379,014円の請求があることを発見。カード会社に確認したところ 03-※※※※-7165 に電話するよう伝えられ、11月14日16時50分頃に指示された電話番号へ連絡をする。担当の※※氏に状況を説明するも、「暗証番号を利用した決済なので支払いの義務がある」と一方的に告げられた為、当方からもカード付帯の損害保険の適応を申し入れしたところ、※※※※※※ VJ窓口の紹介を受けた。
(9)11月15日※※※※※※セキュリティ窓口※※氏に再度連絡し、本件不当決済店舗の情報開示を要求したところ「請求元の明細は取り寄せ可能だが、1か月以上かかる。請求元をネットで検索し、ご自身で店に対して決済取消を依頼してください」などと回答するのみ。また、クライアントより、会員規約に記載のある暗証番号の管理について、故意または過失ではない証明の仕方について質問しても、わかりかねますとの回答しか得られなかった。

対応  帰国後にまず当事務所へご相談。即刻警察への被害届をアドバイス。それと同時にクレジットカード会社へ内容証明郵便にて不当決済の取消要求を通知。その際には上記の経緯と同時に「一連の経緯からも、本件クレジット決済が犯罪行為により行われたものであることは明らかであったが、カード会社においても同様の上海における日本人旅行者に対する被害の報告は多数受けているはずであり、それにもかかわらず「暗証番号入力」という事実のみをもって何ら不当決済取消に向けた対応を拒否するどころか、被害者である当方に対して「自身で店(海外)を特定して取消交渉せよ」などと現実的に不可能な指示を行い、カード会社としての責任を放棄する対応は理解に苦しみますし、甚だ遺憾です。」といった内容を伝え、カード会社の誠意ある対応を要求。

結果 警察にて正式に被害届が受理され、また最初の内容証明郵便発送の約1週間後の時点でカード会社より連絡を受け、本件決済を不当決済とみとめ保険適用にてカード決済金全額について保険適用するとのこと。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山 様
お世話になります。
先程、カード会社より連絡を頂き、本件、保証適用になる旨の連絡がありました。内容証明が届いたとのことでした。
今後は、保証手続きの書類に被害届出番号を記載し、返送すれば手続き完了とのことです。また、第三者のサインも必要とのことですが、会社関係者などには、知られたくないのですが、いかがすればよろしいでしょうか。
最後に、本件では、大変お世話になりました。同様の被害者に、広く梶山先生の存在を知ってほしいので、他の方同様に、ホームページに本件を載せて頂ければと存じます。以上、本当に有難うございました。
●●

クレジットカードの第三者による不正利用・被害金約35万円の不当クレジット決済の取り消し完了

場所 横浜市西区南幸

事案 クライアントは最初から酩酊状態で付近の路上で意識を失っていた。当然、何等かの飲食店に入店した記憶すら一切ない事案。
酩酊状態で路上にて意識を失い、翌朝午前6時ごろに横浜市西区南幸の駐車場敷地内で意識を取り戻す。意識を取り戻した時点で財布を紛失(若しくは盗難被害)していることに気がつき、即時「横浜駅相鉄口交番」に紛失届を提出、その後にカード発行会社に電話連絡を入れカード利用停止を要求した際、クライアント様が意識を失っていた時間帯である午前2時30分に近隣の「ハーニーズ」なる飲食店で合計金34万9千円ものカード利用が行われていることが確認され。その為、クレジットカード会社へは第三者の不正利用を主張し決済取消を要求するも、「暗証番号入力の為に不正利用はありえない。よって決済は取消出来ない。」との対応。そこで、同様案件についての経験のある当事務所へ相談。

対応 まず、実際にカードが使用された店舗に対して電話連絡を入れ、利用の状況やカード使用者の特徴などを確認、その会話を全て録音するようアドバイス。そうしたところ、本件が第三者による不正利用と証明出来るいくつかの点が確認された。「カードを実際に利用した店舗がハーニーズではなく別の店舗であった。しかしその店舗の営業時間は23時半までであり、本件決済時間である午前2時半に営業していない」「利用者の特徴としては50代男性とのことであったが、クライアント様は30代であり、大幅な相違がある」「暗証番号入力ではなく、タブレットへのサインであった」
以上の事実をふまえ本件クレジットカード決済が第三者による不正カード利用であることを主張、同時にクレジットカード会社に対しては加盟店への調査及び調査結果についての情報開示要求を内容証明郵便にて通知。尚、同時進行で管轄地域の警察署に被害相談に行くが「カード会社からのサイン伝票など開示されたら再度相談にきて」との対応で被害届は受理されず。

結果 内容証明郵便発送の約1カ月後、カード会社担当者より電話が入り、本件を第三者による不正カード利用と認め、決済取消(全額保証)の対応を約束された。

クライアントからのメール(原文のまま)
お世話になってます。先ほどの件です。11月17日にカード会社●●●氏と電話で話しをした。全額保証するとのこと。
内容
1 iパットのサインがぐちゃぐちゃでなにを書いているかわからない。
2 最初は暗証番号決済と言っていたが、システム上の問題で実際はiパットサインであったが、当初はカード会社で確認できなかったので謝罪があった。
3 警察の方は被害届は受理してくれなかったが、iパットのサインが来たらもう一度相談には乗ってくれるとの話だった。

色々お世話になりました。ありがとうございます。

Windows 10 版のメールから送信

電圧ブレーカー・ビジネスクレジット契約の無条件解約

日時 平成29年11月

場所 神奈川県

事案 節電の為のブレーカーシステムについての典型的な被害。最初の電話連絡の際に「東京電力」と錯誤させる内容の説明を行い、その後で「動力の料金体系が変更出来るようになりました。御社の状況を調査するので伺いたい。」とのことで、クライアント様としては当然の如く東京電力からの案内と判断して訪問を許可、そして実際に訪問した営業担当者より「配電盤を見せてください。機械を動かしてください。電力の契約には2種類あり、その一つである主開閉器契約であれば御社の場合電力契約のワット数が下げられて基本料金が下げられる。しかし、電力を下げるので弊社ブレーカーを設置する必要がある。これら機器を導入することで大幅に電気基本料金が削減可能で、毎月のクレジット支払い金を差し引いても現在と比較して大幅に経費削減となる。」等の説明を受け契約申込。しかし本契約後に東京電力に確認したところ、販売会社は東京電力と全く無関係の業者であり、そもそもクライアント様の事業所における電力契約は開業した当初より「主開閉器契約」であった事実も確認された。その為、同様事案についての経験豊富な当事務所へ相談となった事案。尚、クレジット会社へは申込済みの状況であった。

対応 本件ではブレーカーシステム機器が未設置の状況であった為、早急に内容証明郵便にて販売会社及びクレジット会社に対して「担当者の虚偽説明」を理由とする本契約の無効取消及び契約書類の返還を要求。尚、同様被害の場合、ほぼ100%の割合で契約書とは別に「確認書」なるものに署名押印させられており、同「確認書」には目立たない形で「電力会社と無関係」「電気料金の減額を確約出来るものではない」などの記載がある。しかし、実際には確認書の中身を確認させずに署名押印のみ要求しており、本件においても営業担当者に指示されるがまま(※番から※番まで「はい」にマルして、最後だけ「いない」にマルをしてくださいとの説明)記入を行い、その後に販売会社の別担当者より電話連絡にて同書内容を早口で確認を受け、隣で営業同担当者に指示されるまま口頭回答させられるという状況であった。そのような状況で交わした確認書には何ら意味が無いことを主張。

結果 内容証明郵便送付の数日後、販売会社より契約の無条件解約に応じる旨の電話及び書面が届き、無条件解約成功。

クライアントからのメール(原文のまま)
梶山行政書士事務所
梶山様
(株)●●●●●●の●●です。お世話になっております。
先日はこちらからの急な問い合わせにも関わらずご対応頂きまして
誠にありがとうございました。
11月16日(木)、先方((株)ユ●●ティー)より「申し込み取り消し」についての文書を
受領しましたのでご報告いたします。(添付をご参照下さいませ)
当該案件につきまして、このような短い期間で解決に至りましたこと、深く感謝しております。
まずは取り急ぎ書面にて御礼申し上げます。

平成29年11月17日
株式会社●●●●●●
代表 ●● ●